「スト破り」ドリュー・バリモア、全米図書賞授賞式の司会を降板させられる

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ハリウッド女優で、トークショーの司会者としても知られるドリュー・バリモアが、全米図書賞授賞式の司会を降板させられた。米脚本家組合と米俳優組合がストライキを行うなかで、バリモアが自身のトーク番組「ザ・ドリュー・バリモア・ショー」を再開させたことが原因だという。

同賞を主催する全米図書基金は、ソーシャルメディアを通じて「全米図書賞は、文学の力と、私たちの文化に対する作家たちの比類なき貢献を称えるために捧げられた夕べです」と声明を発表。「『ザ・ドリュー・バリモア・ショー』の制作が再開されるとの発表を受けて、全米図書基金は、バリモアさんの74回目の全米図書賞授賞式の司会の招待を取り消しました」と綴っている。

脚本家や役者が待遇改善を求めてストライキを行っている最中に番組を再開させたバリモアは、スト破りとの批判を浴びている。「ザ・ドリュー・バリモア・ショー」は9月18日（現地時間）に放送を再開する。

全米図書賞授賞式は11月15日（現地時間）に実施。後任の司会は現時点では不明。