「イコライザー」シリーズを振り返る特別映像公開 デンゼル・ワシントン「最新作は、前の2作とかなり違う」
2023年9月13日 18:00
デンゼル・ワシントンが主演を務める大ヒットアクション「イコライザー」シリーズ3作目にして最終章となる「イコライザー THE FINAL」の特別映像(https://youtu.be/MQfsNHS8x6s)が、このほど公開された。ワシントンとアントワーン・フークア監督が同作の紹介とともに過去シリーズを振り返るという内容だ。
元CIAトップエージェントのロバート・マッコール(ワシントン)が、19秒で世の悪を完全抹消する“仕事”請負人(通称:イコライザー)として暗躍する姿をスタイリッシュに描いた「イコライザー」シリーズ。最終章となる本作の舞台は、イタリア。ローマ、ナポリ、アマルフィなどで、シリーズ初の海外ロケを敢行している。
フークア監督との初タッグとなった「トレーニング デイ」ではオスカー主演男優賞を受賞するという華々しい結果を残したワシントン。名優として観客の心を掴み続けるワシントンにとって「イコライザー」シリーズは、同じ役を再演することになった唯一のシリーズ作となった。
映像では、フークア監督が「1作目では地味な暮らしを望む」と回顧している。「イコライザー」では元CIAトップエージェントだったマッコールが、あまりに凄惨な任務を経験したことで自ら職を辞し戸籍も抹消。街のホームセンターで働きながらごく普通の物静かな男として平穏に生活していた。ところが、偶然知り合った少女娼婦テリー(クロエ・グレース・モレッツ)がロシアンマフィアから暴行を受けるシーンを目撃してしまったことにより、抑えていた正義感が目を覚ます。テリーを救うためロシアンマフィアのアジトに単身で乗り込んだ……そこからは、昼は真面目なホームセンターの従業員、夜は善良な市民を苦しめる強盗や汚職警官たちを闇から闇へ葬り去るイコライザーとして世の不正を抹消していくことになった。
第2作「イコライザー2」では、秘密主義のマッコールが唯一心を許すことが出来る人物であり、CIA時代の上官スーザン(メリッサ・レオ)が突如何者かに襲われるという展開に。襲撃者の情報を探るほど腑に落ちない事実が判明していくなか、ようやく辿り着いた敵は、マッコールと同様のスキルを持つ人物だった……。フークア監督が「人と関わり自分の心を見いだす」と語るように、第2作では守るべき大切なものを持ってしまったマッコールによる苦悩や葛藤が描かれているのだ。
そして「最新作は、前の2作とかなり違う」と語るワシントン。偶然辿り着いたイタリアの美しい田舎町で、その町に暮らす善良な人々による優しさに触れ心の平穏を見つけたマッコール。イコライザーとして暗躍してきた孤独な夜の顔を捨て、残りの人生をその地で過ごそうと誓った矢先、イタリアンマフィアによる事件が次々と勃発。恐怖におびえる街の人々を前に、マッコールの中で静かに、しかし確実に怒りが増幅していく――。マッコールのこれまでで“最も容赦ない正義の鉄槌”に期待が高まる。
「イコライザー THE FINAL」は、10月6日から全国公開。
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