「ブレイキング・バッド」主演俳優が衝撃の告白「Netflix配信の印税はゼロ」
2023年9月7日 21:00

米俳優のアーロン・ポールが米俳優組合(SAG-AFTRA)集会で、Netflixから「ブレイキング・バッド」の再放送料をいっさい受け取っていないと告白した。この発言は、動画配信サービスと再放送料に関する業界の問題を浮き彫りにしている。
「ブレイキング・バッド」は、余命わずかな高校教師が家族に財産を残すために麻薬製造に手を染め、次第にその泥沼にはまっていくストーリーのドラマ。ポールは、主人公の相棒であるジェシー・ピンクマンを演じていた。2008年から13年までAMCで放送されていたが、Netflixでの配信が始まると視聴者数が急増。最終話の視聴者数は初回放送の7倍に達する1068万人にのぼった。
再放送料とは、映画やドラマが再放送されるたびに脚本家や出演者に支払われる料金。しかし、動画配信ではこのレートが非常に低く、どれだけ人気が出ても金額が変動することはない。この問題は、米脚本家組合(WGA)とSAG-AFTRAが現在ストライキを行っている論点のひとつである。
ポールはこの問題について、「Netflixから『ブレイキング・バッド』の再放送料をいっさい受け取っていない。これは信じられないことだ」と発言。さらに、「動画配信サービスは長らく、労働者に公正な賃金を支払わないで済む方法を見つけていた。しかし、もう借りを返すべき時がきた」と付け加えている。
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