安藤サクラ×山田涼介 社会の最底辺で生きる最狂姉弟をとらえた「BAD LANDS バッド・ランズ」場面写真
2023年9月6日 18:00

安藤サクラが主演を務める映画「BAD LANDS バッド・ランズ」の新たな場面写真が披露された。安藤と初共演した山田涼介(「Hey! Say! JUMP」)の共演シーンを切り取っている。
(C)2023『BAD LANDS』製作委員会本作は、直木賞作家・黒川博行氏による小説「勁草」(読み方:けいそう)を原田眞人監督が映画化。特殊詐欺を生業とする姉弟、ネリ(安藤)とジョー(山田)はある夜、思いがけず3億円もの大金を手にしたことから、さまざまな巨悪から狙われることとなる。
金髪に黒いキャップ姿が印象的なネリは、安藤が原田監督と話し合いながら作り上げたキャラクターだ。撮影現場での安藤は、本番前に独自の発声をして喉をほぐしたり、柔軟体操のように体を動かしたりしながらコンディションを整えていたそうで、それを目にした原田監督は劇中のネリの言動として採用。安藤も「監督はその場で思いついたことをも味方につけて演出されるので、どんなハプニングや出会いがあっても楽しめるように、監督の発想に対応できるよう常に“漂っている”状態でいることを、一番大切にしていました」と撮影を振り返る。
(C)2023『BAD LANDS』製作委員会一方、黒い革ジャンがトレードマークのジョーは、ネリの前ではかわいげのある表情を見せるも、姉のいないところでは一転しサイコパス全開で狂気に満ちた表情を見せる。山田は「自称“サイコパス”なんですけど、ネリ姉といるときはどこかかわいい弟でありたいなという思いが、常に頭の中にあって。かわいいけど危ない人、みたいな。美しいものには毒があるじゃないですか(笑)。脚本からジョーのバックグラウンドを想像したりもしましたね。漢字の読み書きが苦手なのに、数字にだけ異常に強いのは、小さい頃から悪さばかりしてきたからだろうなとか。そういうところは大切に演じようと思っていました」と演じるうえで意識した点を語っている。
「BAD LANDS バッド・ランズ」は、9月29日から全国公開。
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