「アソーカ」にはライトセーバーのバトル満載! ジェダイの戦いに込められた“サムライ魂”とは?
2023年9月5日 10:00
「スター・ウォーズ」の新たなオリジナルドラマシリーズ「スター・ウォーズ アソーカ」が現在、ディズニープラスで第3話まで独占配信中だ。製作総指揮を務めるのは、「スター・ウォーズ」の生みの親であるジョージ・ルーカスが、最も厚い信頼を寄せている“愛弟子”のデイブ・フィローニ。本作では二刀流のライトセーバーを操る元ジェダイの主人公・アソーカ(ロザリオ・ドーソン)の新たな物語を描いており、フィローニは「ジェダイには、サムライの要素があります」と、ジェダイの戦いに込められた日本の“サムライ魂”について語っている。
※本記事には、ディズニープラスで配信中の「スター・ウォーズ アソーカ」に関するネタバレが含まれています。未見の方は、十分ご注意ください。
ルーカスは、日本が世界に誇る巨匠・黒澤明の大ファンを公言し、「スター・ウォーズ」シリーズにも随所に日本文化の影響がちりばめられていた。その象徴とも言えるのが、ライトセーバーを使ったジェダイの戦いだ。「スター・ウォーズ アソーカ」製作中の2022年に行われたインタビューで、フィローニは次のように語っていた。
「訓練されたジェダイにとって、剣は最後の手段であって、最初の手段ではありません。剣が人を強くするのではなく、人の意志、自制心、思考が自分自身を強くするのです」
そんな言葉が示す通り、本作には、単にスタイルに留まることのないサムライ魂が込められいる。「これこそが、私が本作に込めようとしたアイデアなんです。アソーカがどのように人々を訓練し、彼女自身の内なる哲学は何なのかを表現したかったのです」と、サムライ魂こそが、アソーカの人物造形の主軸になっていると明かしている。
結果的に、「スター・ウォーズ アソーカ」は、非常に“スター・ウォーズらしさ”満載の作品に仕上がっており、配信直後から、世界中のファンが絶賛の声を寄せている。脈々と受け継がれた師弟関係の物語や、スリリングな宇宙空間でのドッグファイトに加えて、ライトセーバーでのアクションがさえわたっているのだ。
第1話「パート1:師と弟子」冒頭では、初登場となる新ヴィラン、ベイラン・スコール(レイ・スティーブンソンさん)とシン・ハティ(イバンナ・ザクノ)がオレンジ色のライトセーバーを振るう迫力のアクションシーンが描かれたほか、終盤では、アソーカの弟子だったサビーヌ・レン(ナターシャ・リュー・ボルディッゾ)とシン・ハティが一騎打ちを繰り広げる。また、第3話「パート3:飛び立つ時」では、アソーカが敵の操縦する宇宙船をライトセーバーで切りつけるファン垂ぜんのシーンも登場した。
フィローニは、「ジェダイの主な武器はライトセーバーなので、ライトセーバーの戦いは本作でたくさんあります」と、さらなる名シーンの登場を示唆している。ルーカスの思いを受け継ぎ、日本のサムライ魂を込めて、フィローニが丁寧かつ大迫力で描くライトセーバーアクションに期待が高まる。
「スター・ウォーズ アソーカ」は、ディズニープラスで、第3話まで独占配信中(新エピソードは、毎週水曜日に配信される)。帝国崩壊後の銀河を舞台に、アナキン・スカイウォーカーの唯一のパダワン(ジェダイ・マスターに仕え、その弟子としてジェダイになるための修行を積む者)だったアソーカが、帝国再興を目論む新たな脅威に立ち向かう。
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