【連載30周年】「浦安鉄筋家族」初の展覧会、9~11月に池袋パルコで開催 「ランジャタイ」がアンバサダー就任
2023年9月4日 09:30
浜岡賢次氏のギャグ漫画「浦安鉄筋家族」シリーズの連載30周年を記念して、同作初の展覧会「浦安鉄筋くだらね~展」の開催が決定した。東京・池袋パルコ本館7階PARCO FACTORYで、9月23日~11月19日に行われる。
「浦安鉄筋家族」シリーズは、千葉県浦安市に住む元気すぎる小学生・大沢木小鉄と、その家族や友人たちの日常を描くドタバタ系ギャグ漫画。連載は1993年に「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)でスタートし、02年に「元祖!浦安鉄筋家族」、10年に「毎度!浦安鉄筋家族」、18年に「あっぱれ!浦安鉄筋家族」へとタイトルを変えながら、現在も人気を博している。98年には「浦安鉄筋家族」、14年には「毎度!浦安鉄筋家族」が、大地丙太郎監督のもとスタジオディーンほかの制作でアニメ化され、20年には実写ドラマも放送された。
同展では、シリーズ通算約1500話のなかからよりすぐりの原画を展示。さらに巨大な漫画のコマを利用し、大沢木家や仁の家、学校など、作中でおなじみの風景が会場内に再現される。フォトスポットや遊べるギミックも設置予定。会期中には展示内容の一部変更も行われる。
入場料は、中高生・一般が1200円、小学生が500円、未就学児(要保護者同伴)は無料。前売りは200円引き。小学生~一般には特典として、浜岡氏による描き下ろし漫画やキャラクター名鑑、シリーズの統計データなどを掲載したパンフレットが配布される。
また同展のアンバサダーとして、シリーズのファンを公言するお笑いコンビ「ランジャタイ」が就任した。「ランジャタイ」からのコメント全文は以下のとおり。
うれしいー!! みんな来てくださいね!
僕たちと一緒に「浦安鉄筋家族」の世界に入り込みましょう!
絶対に楽しいよ!
先生の漫画は「4年1組起立!」から見ていましたヨ!
そこから「のりおダちょ~ん」を本屋で探して、店員に「何ていう漫画ですか?」と尋ねられたときに「のりおダちょ~ん」と言って、変な空気になったのを覚えています。「そんなタイトルあるわけないだろ」という顔をしていました。
今思い出すと「浦安」にはかなり思い入れがあります。吹雪の中、小鉄のマネをして半袖で帰ったことや、仁ママが母親じゃなくて本当によかったと思ったこと。それに育てられた仁。カートンごとタバコを吸う大鉄っつぁん。そんな大鉄に振り回されるお母ちゃん。スーパーオタクの晴郎。まともな桜ちゃん、全裸になる花丸木くん。ベビーファイトチャンピオンの裕太。いつも遭難する春巻。動物サイコー! の松五郎。怪奇作家十三階段ベム。友人ノブ、のり子、幻のキャラ本田くん。44浣腸! そしてよく見たら、作中一番不幸で可哀想なあかねちゃん。言い出したらキリがないくらい好きが詰まっている作品でございます。
リアルタイムで小鉄のころから読んでいた漫画が、まさか晴郎の年を過ぎ、馬鹿春巻の年まで越えて、大鉄っつぁんの年齢に近づいている今も続いていることが、心よりうれしく、こんなラッキーなご褒美までいただいて、今までの人生でイチバン面白くなりそうです。
それでは皆さま、うんこを数ヶ月間、溜め込まないように来てくださいませ。
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