「SUITS スーツ」再ブームの謎 クリエイターが分析
2023年8月29日 11:00

2019年に米テレビ放送を終えた「SUITS スーツ」に再び注目が集まっている。ニューヨークの大手法律事務所を舞台に、若き敏腕弁護士ハーヴィーと天才的な頭脳を持つ青年マイクがタッグを組む物語で、メーガン妃が出演していたことでも知られる。
「SUITS スーツ」はもともと米USAネットワークで2011年から2019年まで9シーズンにわたって放送。その後、アメリカではアマゾンのプライムビデオとピーコックで配信されていたが、今年6月にNetflixでの配信を開始すると、非オリジナルドラマとして新記録を樹立している。
そんななか、米ハリウッド・レポーターは企画・製作総指揮のアーロン・コーシュを直撃している。「TikTokでのブームとメーガン(・マークル)に対する好奇心、そしてNetflixのイッキ見を促す仕組みの組みあわせだと思います」と、コーシュはヒットを分析。
「ただ、新型コロナウイルスが猛威をふるい始めたときに、私が『テッド・ラッソ 破天荒コーチが行く』にはまった理由と違ってはいないと思います。『SUITS スーツ』のキャラクターたちは、視聴者が自己投影をしたり、ああなりたいと思わせる存在で、不幸な出来事は起きるものの楽観的なムードで貫かれています。こんな時代だからこそ、登場人物たちやドラマの根底にある楽観主義が、視聴者の共感を集めるのだと思います」
だが、ヒットしているからといって「続編やリブートを作るつもりはない」とコーシュは言う。ただし、スピンオフに関しては別のようで、レイチェル(メーガン・マークル)の父ロバート・ゼイン(ウェンデル・ピアース)を主人公にしたスピンオフドラマの企画があり、「それならすぐにでもやりたい」と語っている。
とはいえ、現在は米脚本家組合のストライキ中なので「労使問題の解決が先だ」とコーシュは語っている。
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