今夏の全米興収が40億ドル目前 コロナ禍の低迷からの脱却が鮮明に
2023年8月28日 12:00

全米脚本家組合および全米俳優組合によるストライキが佳境に入る中、全米の夏の興行収入は40億ドルを超え、新型コロナウイルスによる落ち込みから完全に脱却する見込みだ。
米Deadlineによれば、米コムスコアが発表した最新の数字では、今夏の全米興行収入は37億9700万ドル(8月21日時点)。「バービー」と「オッペンハイマー」の2作で興収8億5600万ドル、全体の23%を占めているという。
また、ソニー・ピクチャーズの「イコライザー THE FINAL」が9月1日に公開され(日本公開は10月6日)、祝日のレイバーデーを含めた4日間で4000万ドルのオープニングを飾る可能性がある。これが達成されると、全米における興収が40億ドルを突破。40億ドルの大台に乗れば、史上13回目となる。
今夏のチケット売上は、34億4,000万ドルを記録した昨夏を17%上回るペースで推移しており、パンデミックによる2020年の閉鎖や、2021年夏に相次いだ劇場公開の延期から確実にカムバックしている。43億ドルに達した2019年の成績からは、5.3%遅れをとっている状態だ。
夏の興行収入は平均して年間興行収入の40%を占めるため、大手スタジオにとっては書き入れ時。コムスコアのシニア・メディア・アナリスト、ポール・ダーガラベディアン氏は、「3年間収益が下降傾向にあった映画館にとって、この夏は非常に素晴らしい夏となった。これは、ストライキやその深刻な問題に関連した逆風など、業界全体にとって非常に波乱に満ちた時期という文脈の中では、明らかにポジティブな結果だ」と分析している。
しかし、ストライキの影響で大作映画の公開延期が見込まれていることから、秋以降の成績は低迷する可能性を含んでいる。ソニー・ピクチャーズのマーベル映画「クレイヴン・ザ・ハンター」は今年10月から来年9月へ後ろ倒し。ワーナー・ブラザースの「デューン 砂の惑星 PART2」は今年11月3日から来年へ延期するとみられている。そのため、9月に公開される「イコライザー THE FINAL」や「死霊館のシスター 呪いの秘密」が同月の興行収入をいかにけん引するか注目だ。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

「鬼滅の刃」無限城編&超人気アニメ映画が【500円】で観られる!
【絶対にこの記事を読んでから観て】確実に損しないオトク情報
提供:KDDI

売春婦殺人事件、深刻な麻薬汚染…
遺体発見。妹でないことに、少しだけ安堵した。【現代の闇を描く、注目の衝撃作】
提供:BS10スターチャンネル

絶対に開かないでください。
ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい
提供:ワーナー・ブラザース映画

雪風 YUKIKAZE
【観て、心から本当によかった】「コード・ブルー」「海猿」に涙した人にもオススメしたい新たな傑作
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント、バンダイナムコフィルムワークス

なんだこのとんでもない映画は!?
【観ないのは映画人生の損失?】狂気的なクオリティでぶち抜く“常識外れの超高評価作”
提供:東映

入国審査
【これめっちゃ面白かった】この2人、空港の入国審査で何時間も尋問される…一体なぜ? 衝撃の結末へ
提供:松竹

またピクサーが大傑作つくったんですか…
【ボロボロ泣く感動超大作】両親を失った主人公の再生の物語。そのままの君が、好きだよ。
提供:ディズニー

映画界を変える“究極の推し活”がある!
【革命的すぎてヤバい】大好きな俳優と映画を“まさかの方法”でとことん応援できる!!
提供:フィリップ証券

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【超絶パワーアップ】観てきたけど…マジ最高!! 究極のスリル、圧倒的な感動、全瞬間が限界突破!!
提供:東宝東和