【本日放送】「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2023」実録心霊ドラマ6本のあらすじ・キャストまとめ
2023年8月19日 11:00
「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2023」が、本日8月19日の21時~23時20分に、フジテレビの土曜プレミアムで放送される。今年は、旬のキャストによる実録心霊ドラマが6本披露されることに。本記事では、各エピソードの詳細を紹介する。
1999年にスタートした「ほんとにあった怖い話」(通称:「ほん怖」)は、実際に人々が体験した怖い話をリアルに描くリアルホラーエンターテインメント。心霊体験をした視聴者の証言をもとに、ゾッとする恐怖や、心霊現象の不安に翻弄されつつも立ち向かっていく姿を描く。「ほん怖」クラブリーダーを務めているのは、稲垣吾郎。小学生を中心に構成されたクラブメンバーと共に恐怖体験を紹介する。なお、ほん怖クラブメンバーの小学生は昨年よりも多い10人が登場している。
主演は白石麻衣。「ほん怖」の出演は2016年放送の「もう1人のエレベーター」以来、7年ぶり2度目。カフェの新規オープンを控え、責任者として開店に向けて奮闘する女性・向井絵美(むかい・えみ)を演じている。共演は志田彩良。演出は國武俊文、脚本は酒巻浩史。
絵美は10日後に新規オープンを控えるカフェの責任者。入社以来、初めて1人で任された店のオープン準備ということもあって忙しくも充実した日々を送っていた。そんなある日、更衣室で帰り支度をしていると、同僚の佐藤有紀(さとう・ゆき/志田)が自身のロッカーを見つめてけげんな表情を浮かべていた。絵美は有紀にどうしたのか尋ねると、有紀はロッカーの中が気になる様子。ロッカーの中をのぞくと何かシミのようなものがあり、それは人の形をしているようにも見える。何かにおびえる様子の有紀を心配した絵美は、自分のロッカーと交換することに。しかしその日を境に更衣室から「おおお…」とうめき声のようなものが聞こえるようになり…。
主演は鈴鹿央士。「ほん怖」初主演&ホラー作品初出演となる。大学への入学を機に一人暮らしを始めた木下肇(きのした・はじめ)を演じている。共演は石井正則。演出は森脇智延。脚本は三宅隆太。
大学進学のため、実家から離れて一人で新生活を送る肇(鈴鹿)。入学直後に授業はリモートでの講義に切り替わり、予想していたキャンパスライフとはほど遠い毎日だった。加えて下宿先の部屋は広くて設備も申し分なく契約したものの、内見のときから天井のシミだけが気になっていた。引っ越し初日の夜も、真上の階から何か物を引きずるような物音が聞こえる始末。翌日、真上の部屋の様子を見に行くも住人がいる雰囲気はまったくなく空き部屋のよう。その後も毎晩23時17分になると、決まって物音に悩まされる日々が続く。そしてある日を境にシミをきっかけにした心霊現象を体験することになり、肇は恐怖から一睡もできなくなってしまう。睡眠不足の上、引っ越しで痛めた腰を悪化させ整体院を訪れることになった肇は、施術を担当する整体師・石塚清治郎(いしづか・せいじろう/石井)から、半年前に真上の部屋である女性が死亡した話を聞かされ…。
主演は中村アン。「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2015」以来2度目の「ほん怖」出演で8年越しの初主演となった。娘の入院先の病室で正体不明の視線とうめき声に恐怖するシングルマザーの河野美奈(こうの・みな)を演じている。共演は吉田ウーロン太。演出は森脇智延。脚本は穂科エミ。
シングルマザーの美奈(中村)は正社員として働き始めた会社で新規プロジェクトに携わり、忙しい毎日を過ごしていた。娘のさくらとは二人暮らしのため、美奈は母・香奈子にさくらの面倒を見てもらうことが多くなっていた。そんなせわしない日々の中、さくらが原因不明の高熱で入院することに。美奈は寂しがるさくらに付き添うため、会社を休んで病院に泊まり込むことを決める。しかしその夜、美奈がふと目を覚ますと、どこからか男性のいびきのようなくぐもった音が聞こえてきた。同室の患者のいびきだろうと軽く思っていたが、その翌日も昨夜と同じ音で目を覚ます美奈。さらに、その日以降は音と共にどこからか何者かの視線を感じるようになる。しかし周りには同室の患者しかおらず、他には誰もいない。正体不明の強い視線におびえる美奈は寝不足の日々が続き、自身の仕事にも影響が出始めて上司の堀川(吉田)からも心配される。病院側に病室の変更を願い出るなど、ますます不安を感じる美奈だったが、視線と音はさらにひどくなっていき…。
主演は片寄涼太(GENERATIONS)。「ほん怖」初出演にして初主演となり、ホラー作品での単独主演も初、そしてフジテレビドラマ作品の主演も初となった。帰宅途中のバス車内で何度も出会う美しい女性に“運命”を感じ、魅了されながらも、それをきっかけに予想外な恐怖を味わうことになる会社員・早川翼(はやかわ・つばさ)を演じる。演出は國武俊文。脚本は酒巻浩史。
商社に勤める早川(片寄)は、残業続きで帰宅は深夜になるほど多忙な日々を過ごしていた。バスでの帰宅途中、疲れから睡魔に襲われ車内で少しの間眠ってしまった。ふと目を覚ますと、他の乗客がいなくなっている……と思いきやキャリーケースを持つ女がいることに気付く。髪の長い美しい女に見入る早川だったが、翌日も帰宅途中のバス車内で同じ女と二人きりに。毎日定位置に座る早川に対し、女も毎日同じ場所に立っている。翌日以降も連日女と同じバスになり、いつからか早川は女に心を奪われていた。そんなある日、自宅最寄りのバス停で降りると女も同じバス停で降りてきた。毎日同じバスに乗り合わせ、降りるバス停も同じ。仕事漬けの日々だったこともあり、そんなささいなことでも運命のように感じる早川。後日、キャリーケースの女とまたも同じタイミングで降りることになり、意を決して女に声をかけてみるのだが…。
主演はセントチヒロ・チッチ。楽器を持たないパンクバンド「BiSH」解散後初のドラマ出演となる。同エピソードは、彼女自身が実際に体験したもの。実家に帰省したチッチが、自宅で起こる怪奇現象に恐怖する…という内容になっている。共演は宮崎美子、奥智哉。演出は森脇智延。脚本は三宅隆太。
ある日、セントチヒロ・チッチ(本人)が実家に帰省すると、玄関で出迎えた母(宮崎)と弟(奥)から「変なモノ連れてきて!」と言われてしまう。霊を感じやすく、普段から“視える”母と弟にはチッチの背後に何かが見えるらしい。帰宅したそばから大量に清め塩を入れたお風呂に入らされ、何も感じない分不安は募るばかり。その夜、チッチは母からお守りを渡され早く寝るように忠告されるも、ついつい夜更かししてしまう。眠気に襲われて眠ろうと布団に潜り、うとうととし始めたその瞬間――金縛りにあい、身動きが取れなくなってしまう…。
主演はとにかく明るい安村。ある男性が行きつけの銭湯で体験した不気味な出来事をドラマ化しており、安村はほぼ全編を通じて入浴シーンを演じていく。演出は國武俊文。脚本は三宅隆太。
主人公の男が毎日のように通うお気に入りの銭湯は、すいていて毎日貸切状態。子どもの頃父親に教わった通り、湯船につかる間は童謡の「かごめかごめ」を口ずさむことが日課になっていた。そんなある日、いつものように「かごめかごめ」を鼻歌で奏でた後、湯船から上がると何となく背後から気配を感じる。しかし浴場には自分以外に人はおらず…。その翌日も「かごめかごめ」の最後のフレーズまで湯船につかった後洗い場に向かうと、またも背後から何者かの強い気配を感じる。しかし誰もいるはずがなく、不思議な感覚が毎日続いていた。だがある日、いつものように頭を洗う主人公の肩を何者かの指が触れたような感触があり…。
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