テンセントビデオ版「三体」10月からWOWOWで日本独占初放送・配信
2023年8月17日 12:00

「SF界のノーベル文学賞」といわれるヒューゴー賞の長編部門をアジア圏作品として初受賞した世界的大ベストセラーを映像化した「三体」が、10月からWOWOWで日本独占初放送・配信されることが決定した。
世界累計発行部数は2900万部超、20カ国以上の言語で翻訳された「三体」(著者:劉慈欣)。WOWOWで放送・配信されるのは、2023年1月に中国の配信プラットフォーム「テンセントビデオ」で配信されたバージョン(そのほか、同原作を基にしたNetflixシリーズ「3 Body Problem」も制作されている)。配信開始1時間で話題性の高さを表わす“熱度指数”が同プラットフォーム史上最速で2万超えを記録し、“ホットランキング”でも30日連続でランキング1位を独占。さらに評価参加数が過去最高となる220万を突破し、記録的ヒットとなった作品だ。
(C)早川書房2007年、北京オリンピック開催間近の中国。ナノ素材(マテリアル)の研究者ワン・ミャオは、突然訪ねてきた警官シー・チアンによって正体不明の秘密会議に招集される。そこで世界各地で相次ぐ科学者の自殺、そして知り合いの女性物理学者の死を知らされたワン・ミャオ。一連の自殺の陰に潜む学術組織“科学境界(フロンティア)”への潜入を依頼された彼は、科学境界の“主”を探るべく、シー・チアンとともに異星が舞台のVRゲーム「三体」の世界に入るが、そこにはある秘密があった。
(C)TENCENT TECHNOLOGY BEIJING CO., LTD.監督はヤン・レイ。脚本はティエン・リャンリャン、チェン・チェンが担当。キャストとして、チャン・ルーイー、ユー・ホーウェイ、チェン・ジン、ワン・ズーウェン、リン・ヨンジエン、リー・シャオランが参加している。
脚本執筆に4年、撮影に126日間、最新の映像技術を駆使して映像化不可能ともいわれた原作の世界観を忠実に再現。謎が謎を呼ぶ予想のつかないサスペンス展開と、人類に迫り来る巨大な危機に立ち向かう重厚な人間ドラマも見どころとなっている。
WOWOWでは10月に第1~10話、11月に第11~20話、12月に第21~30話と3カ月連続で放送・配信する。
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