ディズニーCEO、ストライキ解決への取り組みを誓う
2023年8月15日 08:00

米脚本家組合(WGA)のストライキは開始から100日を迎えたが、WGAやその後ストライキを開始した米俳優組合(SAG-AFTRA)の要求を「非現実的」と批判していたウォルト・ディズニー社のロバート・アイガーCEOが態度を軟化させている。
7月13日、SAG-AFTRAとの交渉が決裂した直後、アイガーCEOは米CNBCのインタビューで、コロナからの回復期にあるときにストライキを選択した両団体を批判。さらに、「彼らが抱いている期待のレベルは、単に現実的ではない」と言い放っている。
これに対し、SAG-AFTRAの会長であるフラン・ドレシャーは、「反吐が出る発言で、現実を理解していないことが明白だ」と反発。交渉相手である業界団体Alliance of Motion Picture and Television Producers(AMPTP)のなかでも大きな存在であるディズニーのトップの発言は、かえってダブルストライキに勢いを与える結果となった。
だが、WGAのストライキが100日目に突入した8月9日の四半期決算発表の際、アイガーCEOは「この会社にとって何よりも重要なのは、クリエイティブコミュニティとの関係です」と明言。
「それには俳優や脚本家やアニメーターや監督、プロデューサーも含まれる。私は、彼らに深い敬意と感謝の念を抱いています。彼らこそが、我が社や業界を突き動かす並外れたクリエイティブな原動力にとって不可欠な存在であるからです。過去数カ月、私たちを隔ててきた問題の解決策を速やかに見出すことができることを切に願っています。そして、私自身、この結果を目指して努力することを約束します」
4月4日、WGAとAMPTPは交渉再開に向けた初の会合を行ったものの、物別れに終わっている。マーベルやディズニー、ルーカスフィルム、フォックスなどの大型買収を実現させた実績を持つアイガーCEOが交渉の窓口となれば、硬直状態を脱出することができるかもしれない。
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