細谷佳正、ピュリッツァー賞を受賞した名作コメディで舞台初主演 「ハーヴェイ」12月上演
2023年8月8日 10:00
同作は1944年にブロードウェイで初演され、翌45年にピュリッツァー賞を受賞した、メアリー・チェイス作の名作コメディ。ほかの人には見えない190センチの巨大白ウサギ・ハーヴェイを親友と呼ぶ名家の主人・エルウッドは、ある日姉のヴェイタによって精神科クリニックへと連れて行かれる。医師らの勘違いによりエルウッドは医院を抜け出すが、ほとんどの人には見つけられないハーヴェイとはぐれてしまう。

細谷が礼儀正しく社交的だが変わり者の主人公・エルウッド役を担当。元宝塚歌劇団トップスターの一路真輝がヴェイタ役を務める。そのほか伊東弘美、櫻井紗季、堤梨菜、林勇輝、西嶋友哉、上條恒、藤崎卓也が出演する。企画、翻訳、演出は、映画演劇文化協会が主催した前作「ヒストリー・ボーイズ」に引き続き、永井誠が担当。
チケット価格は一般8800円、U-22チケットが4400円。一般チケットは10月14日に発売され、U-22チケットは10月5~12日に先行販売が行われる。

細谷、一路、永井からのコメント全文は以下のとおり。
今回、本当にありがたいことに素晴らしい俳優の皆さんと一緒に舞台に立たせていただける機会に恵まれ、とても幸せな気持ちでおります。
高校時代に初めて舞台演劇に触れ、のめり込んだ結果、僕は声優になることができました。台本を手に持ってアフレコをする分には、粗を目立せずに、人並みにやれるようになりました。
しかし舞台は、ど素人です!
だからこそ、うれしく、幸せです。
41歳で、新人舞台俳優になることができます。
緊張します。すごくワクワクしています。
自分史上、最大の挑戦だと思っています。
一所懸命がんばります!!

私は霊感体質ではないので「巨大な白ウサギ」は見えません……。
でも今回の役、ヴェイタは「たまに見える」ひと、おかげでひどい目に合います!
これって、ハーヴェイがヴェイタをからかってのことなの? ハーヴェイっていったい何者なんでしょう?
初めての演出家と初共演の方々(もちろんハーヴェイとも)、そしてお客様と近い小劇場の空間。
期待でちょっとわくわくしています。
兎年のクリスマスシーズンを飾る「ハーヴェイ」、ちょっとクラシックで素敵なコメディです。どうぞお楽しみに!
みんなが見えていないものを見えている人、みんながわかるものをわからない人、みんなが正しいと思っているものを正しいと思わない人、すべて「変な人」という括りにされます。そして、大学生の頃、演劇を進路に選択した私も「変な人」と呼ばれていました。
「ハーヴェイ」を読んだ時、素直に、エルッドがとても普通の素晴らしい人に思えました。初演から70年過ぎて、誰しもが自分の思いを意思表示できる今だからこそ、変な人を中心に巻き起こるコメディーではなく、変な人と決めつける周りの人間の面白さを切り取ってみたいと思い上演を決めました。どうぞ、お楽しみに!
あ、これは関係ないかもしれませんが、この作品を上演しようと決めてから、よくペンがなくなります……あと、帰宅して鍵を閉めた記憶はないのに閉まってたり、家を出た後に火を消したか不安になって戻ってもちゃんと火は消えてたりします……あれ、今、隣の部屋で、何か物音が……うわっ!
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