埼玉に海を作る!関西舞台の「翔んで埼玉」続編新キャスト発表 杏がパリで革命を学んだ滋賀の貴公子、片岡愛之助が大阪府知事に
2023年8月8日 07:00
魔夜峰央氏の漫画をGACKTと二階堂ふみの主演で実写映画化した「翔んで埼玉」の続編「翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて」の新キャスト第1弾が発表された。滋賀の貴公子・桔梗魁(ききょう・かい)役として杏、大阪府知事・嘉祥寺晃(かしょうじ・あきら)役として片岡愛之助が出演する。このほどメインキャラクターの麗(GACKT)や百美(二階堂)と共に登場するキャラクター映像(www.youtube.com/watch?v=VyvsMciCPek)とポスターが披露された。また、11月23日の公開まで今週から6週に渡り、新情報が発表される。
「翔んで埼玉」は、数々のヒットドラマ・映画を手掛けた武内英樹が監督を務め、埼玉を徹底的にディスるという衝撃的な内容で大きな話題となった。麻実麗(GACKT)や壇ノ浦百美(二階堂)と熱い共闘を繰り広げた埼玉&千葉解放戦線のキャラクターが続編にも登場し、加藤諒、益若つばさ、小沢真珠、中原翔子が続投。今作は、「日本埼玉化計画・第II章 東西対決」をテーマに、無駄にド派手なスケールで描かれる映画完全オリジナルストーリーとなる。
今作で、杏は初めて男役に挑戦する。演じる滋賀の貴公子・桔梗魁は、関東だけではなく、関西圏でも存在する通行手形制度を撤廃するため活動する滋賀解放戦線のリーダーで、その儚くも美しい容姿や立ち居振る舞いから“滋賀のオスカル”と呼ばれている。片岡が演じる冷酷無慈悲な大阪府知事・嘉祥寺晃は、通行手形制度と謎の施設・甲子園を用いて関西圏を牛耳り、日本全土の大阪化を狙っている。そのド派手な衣裳や不遜な言動、大阪・京都・神戸以外の関西圏の県人たちをぞんざいに扱う姿は、まさに関西のラスボスだ。
キャラクター映像では、「埼玉に海を作る!」と意気込む麗たちと、関西での新たな出会いを紹介。<儚くも美しい滋賀の貴公子>というテロップが映し出され、紫色の髪の毛に気品あふれる出で立ちの桔梗が、「滋賀のオスカルと呼ぶものもいる」と、どこか儚げにつぶやいたかと思うと、次の場面では麗と顔を寄せ合い「我々を邪魔するものは誰もいない」と、ただならぬ雰囲気を醸し出している。そして、<冷酷無慈悲な大阪府知事>のテロップが映し出されると、ド派手なメイクに奇抜な衣裳を身にまとった嘉祥寺が「産地偽装やな。甲子園に放り込んどけ!」と怒号を飛ばし、高笑いする姿が。“甲子園行き”となってしまった人たちは一体どうなってしまうのか…“日本全土を大阪化”しようとする嘉祥寺の恐ろしさがうかがえる。彼らが関西でどのような戦いを繰り広げ、どんな展開が待ち受けるのか期待が高まる。
「翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて」は、11月23日から全国公開。
大ヒット作品続編への出演、しかも武内監督と再びご一緒できてとても嬉しいです。宿命を背負う “滋賀のオスカル”として、私は東京出身ではありますが、心は琵琶湖にささげるつもりで演じました。滋賀県の皆様、寛大な心で是非、よろしくお願いします!
演じた桔梗魁は初めての男性役。耽美な雰囲気や麗との怪しげな距離感などは演じていてとても楽しかったです。
『翔んで埼玉』と言えば独特な世界観。大阪の街並みのセットやGACKTさんと愛之助さんが並んだところは画力が強すぎて、一気に作品の中に引き込まれていきました。こんなに豪華なのに、起きていることはかなりバカバカしい。現場では何度も「これは何なんだ!」「どうかしている(褒め言葉)」と繰り返しながら撮影していました。今回は関西が中心に描かれていますが、もちろん麗と百美の関東も登場します。これは日本中を揺るがす問題作になるのではないでしょうか。ぜひお楽しみいただきたいです。
生粋の大阪人なので、“大阪府知事”の役をいただいて大変恐縮でございます。本来は府民をより良い方向へと率いていく大阪府知事のはずなんですけど、嘉祥寺はガラの方があまりよろしくなくて(笑)。台本を読んだときは嘉祥寺の不遜な発言にドキドキしていたんですが、いざ衣裳に袖を通し、テストをしてみるとなかなかに濃いキャラクターが出来上がったような気がしております。滋賀・和歌山・奈良の皆さまを盛大にディスらせていただきました。
撮影中は毎日がお祭りのようで、カットがかかると武内監督の笑い声が聞こえてくる素敵な現場でした。僕自身の大阪愛を精一杯込めて、全世界を大阪にしてやるんだ!と熱い思いで演じました。役者人生の中で3本の指に入る名作になったと思います。迷作ではなく、≪名作≫です。ぜひ期待いっぱいで公開をお待ちいただきたいです。
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