江口洋介、20年ぶりに月9レギュラー出演 二宮和也演じる逃亡犯を追う警視役
2023年8月1日 05:30
俳優の江口洋介が、二宮和也、大沢たかお、中谷美紀が主演を務める10月期のフジテレビ系月9ドラマ「ONE DAY 聖夜のから騒ぎ」に出演することがわかった。二宮演じる逃亡犯を追う警視を演じ、主演ドラマ「東京ラブ・シネマ」以来20年ぶりに月9レギュラー出演を果たす。
本作は、人々が思い思いに過ごすクリスマスイブの1日を1クールかけて描く、謎と愛と奇跡の物語。それぞれ別の人生を歩む3人の男女の物語が並行して進んでいき、最後に運命の交錯を果たす。
江口が演じるのは、警視庁・組織犯罪対策部の管理官・蜜谷満作。妻と2人の子どもがいるが、家庭を顧みる余裕などなく、家族関係は冷え切っている。横浜にはびこる国際犯罪組織の撲滅に全てをささげてきたが、いまだその任務は果たせずにいた。ある日、警察上層部と国際犯罪組織の癒着疑惑が浮上したことで、蜜谷の捜査魂が再燃。そして迎えたクリスマスイブ、黒幕を暴く千載一遇の好機が巡ってくるが……。そんな中、埠頭で銃殺事件が起き、蜜谷は記憶喪失の男・勝呂寺誠司(すぐろじ・せいじ/二宮)を追うことになる。犯罪組織と銃殺事件の関係とは? そして、誠司は一体何者なのか。事件の全貌はラストで明かされる。
ドラマ「涙をふいて」(2000年)以来、23年ぶりに二宮と共演する江口は「どんな展開になるか想像もつきませんが、二宮君との久しぶりの共演を楽しみにしています」と話している。
あわせて、中川大志、松本若菜、中村アンの出演も発表された。江口を含めた4人は、二宮が逃亡犯を演じる、通称“逃亡編”に主に出演する。
中川は蜜谷が追う国際犯罪組織の2代目ボス・笛花ミズキを演じ、二宮と初共演。松本は神奈川県警関内署刑事課の刑事・狩宮カレン、中村は逃走中の誠司の前に突如現れる謎の女・八幡柚杏を演じる。
江口、中川、松本、中村のコメント全文は、以下の通り。今回発表された“逃亡編”キャストを皮切りに、大沢演じるシェフ・立葵時を軸に進む“シェフ編”、中谷演じる報道キャスター・倉内桔梗の物語“キャスター編”の追加キャストも今後発表される。
「3つのストーリーが交差する、クリスマスイブ1日の話を1クールかけて連ドラにするというかなりチャレンジングな企画で、今まで見たことがないドラマになるなと思いました。警視庁・組織犯罪対策部の管理官・蜜谷は、クリスマスイブに起きた銃殺事件を機に、二宮君演じる逃亡犯を追うことになると聞いています。どんな展開になるか想像もつきませんが、二宮君との久しぶりの共演を楽しみにしています。人はたった一日で変わることができる!3つの謎と、愛と奇跡の物語がどんな展開になっていくのか、一緒に作品に関わっていくことが今から楽しみです」
・今作のオファーを受けた時の感想をお聞かせください。
「この企画のお話を聞いたとき、チャレンジングな要素と、壮大なスケール、全貌が想像しきれない分、とてもワクワクしました。そして、いつかご一緒したいと思っていた方々が、こんなにも一同にそろっている作品に声をかけていただいてとってもうれしかったです」
「月9という歴史ある枠で、素晴らしいチームの一員として、作品作りにチャレンジが出来ること、そして、そんな壮大な企画に参加できることがとても楽しみで、ワクワクしています」
「ずっと一緒にお芝居をしたいと思っていました。とても尊敬する方です。うれしいです。二宮さんが現場でどのように、演技を創りあげていくのか、そばで見られることも楽しみですし、とにかく早くお芝居したいです」
「この若さで、国際犯罪組織のボス。いったいどんな奴なのか、未だ想像がついていないところもあるのですが、この世界観に、説得力を持たせられるよう、精一杯演じたいです」
「クリスマスと横浜の街。僕の大好きな物が2つもそろったこの作品の世界に飛び込めることを、僕もとても楽しみにしています。このドラマが終わる頃、どんなクリスマスを迎えられるのか、視聴者の皆さんと一緒に、楽しみにしたいと思います」
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「オリジナル脚本を素晴らしい俳優の皆さん、そしてそれが聖夜のたった一日の出来事を描くと聞き、何てぜいたくな作品なんだと思いました。とにかく参加できることがうれしかったです」
「以前、月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』に2話連続のゲストで出演させていただいたときの反響がものすごかったことを覚えています 。やはり月9ブランドはすごいんだと確信しました」
「今まで二宮さんの出演されているドラマや映画をたくさん見てきました。その度に、個性的なキャラクターを変幻自在に演じられているお姿を見てきたので、今回の勝呂寺誠司の過去や記憶喪失をした後などの変化を間近で見られると思うと、とてもワクワクします」
「3つのストーリーが同時進行し、複雑に絡み合う中で、私が出演する警察内の物語は息を呑むような緊張感あるシーンが多いです。視聴者の方に一番感情移入してもらいやすいキャラクターになるかと思いますが、私演じる狩宮カレンもどうやら一筋縄ではいかないキャラクターのようです。出来上がっていく脚本で感じた直感を元にカレンを構築し、予測不能な展開を一緒に感じてもらえるよう演じていきたいです」
「それぞれのキャラクターが織りなすクリスマスの物語。3つのストーリーが複雑に絡み合っては解かれていく、緊張感とユーモアと驚きのある一瞬も目が離せない刺激的な作品です。是非楽しみに していて下さい」
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「この作品の世界に参加させていただけること、とてもうれしいです!大勢の登場人物が織りなす、聖なる夜の一日がどんな風に描かれるのか今からとても楽しみです」
「二宮さんの数多くの作品を拝見させていただき、毎度心を揺さぶられていました。今回ご一緒させていただけること、大変うれしく、楽しみな気持ちでいっぱいです!」
「私自身もまだどんな役柄なのか、そしてどんな物語になるのか、全貌がわかりませんが、とてもワクワクしています。皆様、放送まで楽しみに待っていてください」
12月24日午前0時の横浜。きらびやかな光の陰に隠れるように、横浜の埠頭で銃殺事件が起きる。容疑をかけられたのは記憶喪失の男・勝呂寺誠司(すぐろじ・せいじ/二宮和也)。落ちていたスマホからは「早く逃げろ!」と男の声が。警察に追われる逃亡犯になった誠司は、失われた記憶をたどりながら事件の糸口を探っていく。
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