岡田将生主演、小川洋子原作×山村浩二監督のVRアニメ映画「耳に棲むもの」完成
2023年7月24日 13:00

講談社VRラボが制作するVRアニメ映画「耳に棲むもの」が完成した。配信時期は未定で、今後はVR部門のある主要国際映画祭にエントリーしていく予定となっている。
同作では、「博士の愛した数式」などで知られる芥川賞作家・小川洋子氏による原作を、「頭山」で第75回アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされたアニメーション作家の山村浩二が、約2年の歳月をかけてVR映像化。「ドライブ・マイ・カー」「1秒先の彼」の岡田将生が声の出演をしている。



主人公は、土を掘って見つけた物をクッキー缶の中に集めるという日々を送る少年。彼は、自身の人生と拾い集めた物たちが発する孤独な声をノートに記録し、涙を流すたびに、耳の奥に住む4人の音楽隊と2匹のエビによる演奏とダンスによって励まされていた。やがて成長して補聴器のセールスマンとなった少年は、ある日テレビのニュースで見た、日系人強制収容所で発見された小鳥のブローチに魅了され、再び孤独な声たちを拾い集める旅に出る。


小川氏と山村監督、プロデューサーの石丸健二によるコメント全文は以下のとおり。
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