皆川猿時、池松壮亮の“猫”役!? 宮藤官九郎「季節のない街」に参戦
2023年7月20日 11:00

宮藤官九郎が企画・監督・脚本を務めるドラマ「季節のない街」に、皆川猿時が“猫”役で出演していることがわかった。演じるのは、主人公の半助(池松壮亮)が飼う猫のトラの擬人化後の姿=「擬トラ」役。キャラクターポスター、場面写真、メイキング写真が披露され、猫になりきった皆川の姿が確認できる。

黒澤明監督によって「どですかでん」(1970)のタイトルで映画化された、山本周五郎氏の小説を、現代に置き換えて映像化。12年前に起きた“ナニ”の災害を経て建てられた仮設住宅のある“街”を舞台に、そこにやってきた主人公の田中新助こと半助が、失いかけた希望を見出し、人生を再生させる青春群像エンタテインメントを紡ぐ。半助を街の青年部に引き入れるタツヤ役に仲野太賀、タツヤと同じく青年部のメンバーである酒屋の息子・オカベ役に渡辺大知を配した。

半助にとって、猫のトラは、人間と猫という関係性を超えた相棒であり、唯一の家族。半助や、街に暮らす個性溢れる住人たちと対等に、威風堂々と渡り合っている。トラを演じるのは、映画「ねことじいちゃん」での名演も話題になり、俳優猫として活躍するアメリカンショートヘアーのベーコン(8歳)。半助いわく「でっぷりと肥えていて、サッカーボールのように大きくて顔も丸い」というトラの姿を、真ん丸なもふもふフォルムと、ベテランの風格でそのまま体現している。

そんなトラには、家の外では“別の顔”があり、その擬人化された「擬トラ」役を、宮藤組常連ともいえる皆川が務めている。大きな体で尻尾をピンと立てて、相手を威嚇しては、腕っぷしの強さで日々縄張りを拡大している街の“ボス猫”。その一方で、揚げ物屋を営むくに子(片桐はいり)が作ったコロッケを狙う“食いしん坊猫”でもある。
果たして、トラの目には街とその住人たちはどのように見えるのか――。街で暮らす過程で、変化と成長を遂げる半助のそばに寄り添う、ベーコン&皆川扮するトラの存在にも注目したい。
「季節のない街」(全10話)は、ディズニープラスの「スター」で、8月9日より一挙配信される。
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