「ミッション:インポッシブル」第7弾、トム・クルーズ映画史上最高の評価! 「Rotten Tomatoes」で98%
2023年7月12日 12:00

トム・クルーズ主演の人気シリーズ最新作「ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」のUSプレミアが、7月10日(現地時間)にニューヨークで開催。クルーズが、話題となっている崖からのバイクジャンプシーンの裏側を、詳細に語った。あわせて、絶体絶命の列車シーンをとらえた本編映像もお披露目された。
過去6作品で、全世界累計興行収入35億ドルを突破し、日本累計興収も360億円を超えている「ミッション:インポッシブル」シリーズ。クルーズはシリーズを通して、CIAの極秘諜報部隊「IMF」の諜報員イーサンを演じてきた。
最新作となる第7弾は、シリーズの随所に張りめぐらされた伏線が交差する“集大成”のような作品。イーサンの過去がよみがえり、彼が愛する全ての人々が危険にさらされるなか、全人類を脅かす新兵器が悪の手に渡る前に見つけるというミッションに挑む。米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」の批評家スコアは、98%を記録(7月12日時点)。クルーズ主演作「トップガン マーヴェリック」、さらにシリーズ歴代最高スコアを記録した前作「ミッション:インポッシブル フォールアウト」も超え、クルーズ映画史上No.1の数字となっている。

本作のワールドプロモーションツアーは、スペイン広場を封鎖した大規模なレッドカーペットに、世界中のメディアと3000人を超えるファンが駆けつけたローマのワールドプレミアでスタート。その後、ロンドン、アブダビ、ソウル、シドニーと全世界をめぐり、遂に公開を今週末に控えたニューヨークで、プレミアが行われた。
プレミアには、クルーズをはじめ、常連のサイモン・ペッグ、ビング・レイムス、レベッカ・ファーガソン、前作「フォールアウト」から参加したバネッサ・カービー、第1作以来の登場となるヘンリー・ツェーニー、新たに参戦したヘイリー・アトウェル、イーサイ・モラレス、ポム・クレメンティエフ、そして第5作「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」からシリーズのメガホンをとるクリストファー・マッカリー監督ら総勢19人が集結。公開を待ちわびる多くのファンが集結し、クルーズはニューヨークでもこれまで同様、ファンへの神対応を見せた。

サウンドバイツで、クルーズは「大スクリーンと素晴らしい音響で見ると、とてもリアルなんだ。ファンのみんなに本作を見てもらえるこの瞬間をずっと心待ちにしていた。映画公開を世界に伝えられるのを製作者みんなで夢見てきたんだ」と、世界的な新型コロナウイルスのパンデミックで撮影が中断に追い込まれるなど、さまざまな困難を乗り越えたことを述懐。「この瞬間は僕にとって色あせることのない瞬間だ。感謝しているし、感謝の気持ちは高まるばかりだ。とても特別な瞬間だよ」と、感慨深げに語った。

また、バイクジャンプシーンについては、「初めて落ちていくバイクジャンプをした時によく覚えているのは、真下を見てしまうと身体が震えてしまうかもしれないと思ったことだ。一度身体が震え始めると、気持ちを落ち着けようとしても、震えを止めるのは難しい」「だから、バイクジャンプの時に覚えているのは、タイヤの感触と、身体に空気があたる感触だけだ。ただ、バイクが身体に当たらないことを祈った」と、撮影時の恐怖を明かす。「いつ自分がバイクを手放したのかも分からなかった。実際に何が起こったのか自分でもよく分からないんだ」と、まさに極限状態だった様子。しかし飛んだ後は、「撮影のために十分に深く落ちることを考えた。落ちていく映像を撮りたいのだから、深く落ちれば落ちるほどいい映像になることは分かっていた」「パラシュートを開いたあとは、山に引っかからないように気をつけた」と、冷静に対処したようで、超人ぶりを垣間見せた。
また、撮影の裏にあった驚きのエピソードも告白。「その日の朝に練習で飛んだんだけど……。EPK映像(メイキング映像)で見てもらえばわかるんだけど、パラシュートが真上に開かなくて、山の方に流されたんだ。だから、パラシュートを開いたあとは、そうならないように祈ったよ」と、本番前の練習でトラブルがあったことを振り返る。そんな状況でも完成させた圧巻のバイクジャンプシーンに注目だ。

あわせて披露された本編映像の舞台は、切断された橋から落下寸前の列車内。垂直に傾く列車内で、イーサンとグレース(アトウェル)は手に力をこめ、狭い足場にしがみついている。一歩でも足を滑らせれば、車両そのものが落ちてしまえば一巻の終わりという大ピンチのなか、ふたりの頭上では、超重量のグランドピアノがいまにも落ちそうに揺れる。パニックになるグレースに対し、「絶対に落とさない。飛ぶんだ、僕を信用しろ!」と必死の形相で叫ぶイーサン。映像は、ピアノの固定ベルトが切れるシーンで終わっており、ふたりの運命が気になる仕上がりだ。
そんな本作のワールドプロモーションツアーも、残すところあと1カ所。最終目的地である日本では、7月17日にジャパンプレミア、18日に記者会見が予定されている。「ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE」は、7月21日に全国公開。
(C)2023 PARAMOUNT PICTURES.
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