本郷奏多&「こちらあみ子」大沢一菜がドラマ主演 叔父と姪と福島の人々の物語
2023年7月3日 06:00
姉夫婦を事故で亡くした主人公が姪っ子を1カ月だけ引き取ることになり、福島へ仮移住するというひと夏の出来事を描くヒューマンコメディ。東京在住の中小企業会社員・32歳の小津(本郷)は、両親を亡くした12歳の姪っ子・メイ(大沢)を一時的に引き取り、夏休みの間だけ福島県楢葉町で期間限定の仮移住をすることに。そこで出会ったのは東日本大震災からの復興を目指し、前向きに生きてきた住民たち、そして県外から志を抱いてやってきた移住者たち。彼ら、そして姪っ子とのふれあいを通し、何事にも無気力だった小津の心情に次第に変化が生まれる。
今年12月に配信予定のNetflixシリーズ「幽☆遊☆白書」、2024年の大河ドラマ「光る君へ」(NHK)が控えている本郷がテレビ東京のドラマに出演するのは、2014年放送の主演作「なぞの転校生」以来、9年ぶり。「メイ役の大沢さんと一緒に素敵な作品を作り上げていきたいと思います」と意気込んでいる。
テレビドラマ初出演となる大沢は「頑張るので、放送を楽しみに待っていてください!」とコメントを寄せた。
ギャラクシー賞を受賞したドラマ「直ちゃんは小学三年生」(テレビ東京)シリーズを手がけた青野華生子プロデューサーが企画・プロデュースを担当し、“2011年生まれの子ども”と“福島”がリンクした、笑えて心温まる作品となっている。
脚本は、エレキコミック、ナイツなどの舞台の構成作家を務める小川康弘、監督は、映画「スクロール」などの清水康彦ほか、音楽は「池袋ウエストゲートパーク」の劇伴やNetflix「サンクチュアリ 聖域」のメインテーマなどを手がけてきた會田茂一が担当する。
木ドラ24「姪のメイ」は9月7日からテレビ東京で毎週木曜深夜24時30分から放送。本郷、大沢、プロデューサーのコメントは以下の通り。
姪のメイ、小津役を演じさせていただくことになりました。小津というキャラクターは、非合理的なことを嫌ったり、物事に対して少し冷めた見方をしたりする現代的な青年です。しかし、不器用ながらも心の芯は優しい人物なので、メイの奔放さや純真さと触れ合うことによって徐々に性格にも変化が見えてきます。また、広大な自然と穏やかな風景が広がる福島というロケーションも大きな見どころのひとつです。復興に向けて力強く生活している現地の方々のお力も借りて、メイ役の大沢さんと一緒に素敵な作品を作り上げていきたいと思います。メイと小津、ふたりの空気感を楽しんでください。
小津の姪。しっかり者だが変わり者の芸術肌。叔父である小津に夏休みの間、一緒に過ごすことを提案する。
今回メイ役を演じさせていただく大沢一菜です。メイの好きなところは、両親が亡くなってもそれを受け止めて前向きに生きようと頑張るところです。小津との絆、福島で暮らす個性的な近所のみんなとの絆がどんどん深まっていく姿を見て前向きな気持ちになってもらえたら嬉しいです。頑張るので、放送を楽しみに待っていてください!
完璧な人なんてこの世にはいなくて、でもお互い補いながら生きていくと、物事が前向きに動いていく…。
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