フラッシュ、バットマン、スーパーガールが浮世絵に! 「ザ・フラッシュ」特別ビジュアル披露
2023年6月23日 12:00

劇場公開中の映画「ザ・フラッシュ」の特別ビジュアルが披露された。フラッシュとバットマン、スーパーガールが浮世絵様式で描かれたデザインとなっている。
本作は、「THE BATMAN ザ・バットマン」「ジョーカー」など数々のヒット作を生み出してきたDC映画の最新作。エズラ・ミラー演じる主人公フラッシュは、スピードを武器に時空を超える特殊な能力を持つヒーロー。劇中ではフラッシュが亡き母と無実の罪を着せられた父を救うために過去を改編したことで世界が破滅の危機にさらされ、DCヒーロー達が“最強の敵”ゾッド将軍に立ち向かう。
特別ビジュアルには、地上最速ヒーローのフラッシュと、マイケル・キートンが30年以上を経てDCU(DC ユニバース)にカムバックした伝説のバットマン、そしてスーパーマンのいとこのスーパーガールが集結。全身からエネルギーを放つフラッシュ、圧倒的存在感のバットマン、胸に「S」マークが記されたコスチュームを身に付けたスーパーガールが浮世絵風に描かれ、右上にはフラッシュの和名「超速英雄傳」が添えられている。

ビジュアルを手掛けたのは、画家で絵師の石川真澄氏。六代目歌川豊国に師事し、「スター・ウォーズ」の浮世絵シリーズ「星間大戦絵巻」や、市川海老蔵の主演ドラマ「石川五右衛門」のメインビジュアル、大英博物館所蔵の「DAVID BOWIE」の浮世絵などを発表している。
DC作品のファンだという石川氏は、「僕の中でDC作品と言えばバットマンです。世代的にマイケル・キートン主演作は懐かしいので今回描くことが出来て嬉しかったです」とコメント。さらに「今回制作する上で、一番大変だったのはフラッシュでした。特にヘルメットの光沢感等、現代的な材質を浮世絵様式で表現するのに苦労しました」と語り、「バットマンやスーパーガールに関しても言えることですが、キャラクターのイメージ、映画の世界観をなるべく崩さず、いかに自分の様式で表現できるかを意識して描きました」と明かした。
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