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ファスビンダーが「最も美しいドイツ映画」と評する「アル中女の肖像」含む3作 ウルリケ・オッティンガー“ベルリン三部作”予告&ポスター

2023年6月16日 15:00

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世界的に再評価の機運が高まっているウルリケ・オッティンガー
世界的に再評価の機運が高まっているウルリケ・オッティンガー
Bildnis einer Trinkerin, Photo: Ulrike Ottinger (C) Ulrike Ottinger

「ニュー・ジャーマン・シネマ」の時代から活躍するも、日本では紹介される機会が少なかったドイツの映画作家ウルリケ・オッティンガーの「アル中女の肖像」「フリーク・オルランド」「タブロイド紙が映したドリアン・グレイ」を紹介するウルリケ・オッティンガー“ベルリン三部作”の予告編とポスタービジュアルが公開された。

オッティンガーは、2020年にベルリン国際映画祭でベルリナーレカメラ(功労賞)を受賞。21、22年にはウィーンやベルリンの映画博物館などヨーロッパを中心に、大規模なレトロスペクティブが開催。美術館やギャラリーでは美術作品の展示が行われ、映画作家として、芸術家として、世界的に再評価の機運が高まっている。

ポスタービジュアルは、「アル中女の肖像」のワンシーンをオッティンガー監督が撮影したモノクロのスチルをベースにデザインされている。主人公「彼女」を演じるタベア・ブルーメンシャインが酒を飲む姿と、彼女と飲酒観光の旅をともにする「動物園の酔っぱらい女」を演じるルッツェの姿、そして二人の印象的な濃い影を映し出している。彼女たちの背後にはベルリンの「」が高くそびえている。予告編はサックスの音が鳴り響く中、3作品の見どころが映し出され、最後はブルーメンシャインがベルリンへの愛を叫ぶ歌で終わる構成となっている。

アル中女の肖像」はオッティンガー監督の最高傑作との呼び声が高いにも関わらずデジタルレストアがなされるまで紹介される機会が少なかった作品。映画監督リチャード・リンクレーターは本作を最愛の1本にあげて「何度も見たい、元気になる映画」と語っている。そして、同時代に活躍し、本作の撮影現場を訪れていた映画監督ライナー・べルナー・ファスビンダーは「最も美しいドイツ映画」の1本として選出している。

ウルリケ・オッティンガー“ベルリン三部作”は、8月19日から渋谷のユーロスペースほかにて全国順次公開。

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