エズラ・ミラーが久しぶりにファンの前に登場! DC最新作「ザ・フラッシュ」ワールドプレミア
2023年6月14日 16:00
「ジョーカー」「THE BATMAN ザ・バットマン」などを生み出したDCの最新作で、公開前から絶賛が相次ぐ「ザ・フラッシュ」のワールドプレミアが、日本時間6月13日に米ロサンゼルスのチャイニーズシアターで開催された。フラッシュ役のエズラ・ミラー、スーパーガール役のサッシャ・カジェ、バットマン役のベン・アフレックらが登壇し、会場は熱狂の渦に包まれた。
白ジャケットにロングヘア姿のミラーがレッドカーペットに姿を見せると、ファンは大興奮。その姿を目にしたミラーは、「とても光栄ですし、大きな喜びで、すごく興奮しています。本当に、本当に、僕にとっても美しい瞬間になってくれました。こうしてみんなに会えることがとても素晴らしいことで、この映画をみんなで祝える瞬間を持てたことが素晴らしい。ありきたりかもしれないけれど、みんなとともに辿った旅路だったから」とファンに感謝を述べた。
映画では、主人公フラッシュが亡き母と無実の罪を着せられた父を救うために過去を改編したことで、世界が変わり、破滅の危機にさらされる。ミラーは自身が演じたフラッシュについて、「彼は地上最速のスピードがある上に利他的で、道徳的な秤もしっかり持っている。それから犠牲的な精神もある。そういったヒーローとしてのカギとなる資質を彼は余すところなく体現しているから魅力的なんだと思う」と語った。
「ジャスティス・リーグ」以来6年ぶりにバットマンとして復活したアフレックも、妻のジェニファー・ロペスとともに登場。バットマンとしてカムバックしたことについて聞かれると、「これまでの中でも一番楽しかったし、バットマン役を演じるなんて予想もしていなかったんだ。それでも、アンディ(・ムスキエティ監督)のことが大好きだし、以前の素晴らしい経験もあったから、ここに戻ってきて、また演じられることにすごくワクワクしたものを感じたんだ」と心境を明かした。さらに「ネタバレはしたくないけど、この映画の中で起こる小さなアイデアをとても気に入った。バットマン役にどうして自分が惹きつけられているのかを知ることができたと思う」と笑顔を見せた。
フラッシュとバットマンとともに戦う“スーパーマンのいとこ”スーパーガール役に抜擢されたカジェは、黒いドレス姿で会場に現れ、「スーパーガールを演じることは、私にとってこの上もなくかけがえのないものでした。私にとっては彼女が全て。子供の頃の私は、大きすぎるほどの夢を持った子供でした。そして今、ここにいて最も象徴的なアイコニックなヒーローの一人を演じています。彼女のすべてを深く愛していますし、皆さんが彼女を見て、彼女に感情移入をしてくれて、そしてそこを見上げると私もそこにいるということを知ってもらえるのがとても嬉しいです」と喜びを語った。
本イベントには、DCスタジオの共同会長兼CEOに就任したジェームズ・ガン、アンディ・ムスキエティ監督に加えて、“最強の敵”ゾッド将軍役のマイケル・シャノン、フラッシュの父ヘンリー・アレン役のロン・リビングストン、フラッシュの母ノラ・アレン役のマリベル・ベルドゥ、フラッシュの友人アイリス・ウェスト役のカーシー・クレモンズらも駆けつけた。
「ザ・フラッシュ」は、6月16日に日米同時上映。