ザック・スナイダー監督のNetflix新作SF映画は2部作に

Netflix映画「レベル・ムーン（原題）」12月22日より独占配信

ザック・スナイダー監督が、Netflixで配信予定の新作映画「レベル・ムーン（原題）」が2部作になることを明かした。

同作は、スナイダー監督が大学時代から温めてきたSFアドベンチャー。社会が暴君の軍隊によって脅かされた宇宙で、謎めいた過去を持つ女性（ソフィア・ブテラ）が、戦士を探すために銀河の端にある平和なコロニーへと送り出される姿を描く。

米バニティ・フェア誌のインタビューでスナイダー監督は、もともと72ページ程度だった脚本が3時間近くのボリュームに膨れ上がったことから2部作になることを明かした。

製作パートナーであり妻でもあるデボラ・スナイダーは、「2時間未満の映画のほうが、なぜかうまくいく」というNetflixの映画部門の幹部スコット・スタバーからアドバイスを告白。スナイダー監督は「もし2時間未満で作れと言われたら、キャラクターを削らなければならない。この映画は、人がどのように変われるか、贖罪、何のために戦うか、といったキャラクターを描く物語なんだ」と2部作に分ける理由を語った。

さらに、パート1とパート2それぞれのディレクターズカットも製作予定とのこと。“通常版”は「誰でも楽しんで観られる」方法でファンタジー・アドベンチャーを探求し、ディレクターズカット版は、スナイダー監督のファンや、「より深く、よりハードに潜る準備ができている人々」に向けたバージョンになるようだ。

「レベル・ムーン（原題）」パート1は12月22日配信予定。パート2およびディレクターズカット版の配信は未定だ。