佐藤浩市×横浜流星「春に散る」本予告&ビジュアル完成 主題歌はAIの書き下ろし曲に決定
2023年5月31日 06:00

佐藤浩市と横浜流星が主演を務めた「春に散る」の本予告と本ビジュアルが披露された。予告編には主題歌に決定したAIの書き下ろし曲「Life Goes On」が使用され、“今この瞬間を生き切る”と決めた男たちのドラマを力強く彩る。
原作は、数々のベストセラーを世に放ってきた沢木耕太郎氏の傑作小説。沢木氏が半生をかけて追い続けてきた「ボクシングを通じて“生きる”を問うこと」というテーマの集大成ともいえる作品で、「糸」「ラーゲリより愛を込めて」などを手掛けた人間ドラマの名手・瀬々敬久監督がメガホンをとった。
主人公は、不公平な判定で負け、アメリカへ渡り40年振りに帰国した元ボクサーの広岡仁一と、同じく不公平な判定で負けて心が折れていたボクサーの黒木翔吾。2人は偶然飲み屋で出会い、翔吾は仁一に人生初ダウンを奪われたことをきっかけに、ボクシングを教えて欲しいと懇願。やがて2人は世界チャンピオンを目指し、“命を懸けた”戦いの舞台へと挑んでいく。
佐藤が元ボクサーの仁一役、横浜が若きボクサーの翔吾役を演じ、山口智子、橋本環奈、哀川翔、片岡鶴太郎、坂東龍汰、窪田正孝に加えて、松浦慎一郎、尚玄、奥野瑛太、坂井真紀、小澤征悦ら豪華キャストが集結する。
予告編は、仁一(佐藤)と翔吾(横浜)が運命の出会いを果たすシーンから始まる。路上で拳を交わし合う2人だが、翔吾は仁一にノックアウトされてしまう。「あんたのボクシングを教えて欲しい」と懇願する翔吾に対し、それをあしらう仁一。しかし、仁一のかつてのボクシング仲間の次郎(哀川)と佐瀬(片岡)が説得し、ボクシングに命を懸ける男たちのドラマが動き出す。
「俺、世界を獲るから」と自信満々な翔吾に、仁一らは激しいトレーニングを課し、一からボクシングを叩き込んでいく。そして世界チャンピオンの中西(窪田)との世界戦が決まるが、翔吾の目に異変が生じる。無謀とも言える戦いに挑む2人を止める令子(山口)と佳菜子(橋本)、そして挑発する中西の姿が映し出される。
AIによる主題歌「Life Goes On」とともに、「今しかねえんだよ!」と“今この瞬間を生き切る”ことに全てをかける翔吾の姿が描かれる中、やがて仁一の体にも異変が……。AIは「映画感動しました!!!! 堪えても3回泣いてしまいました」と感想を語り、「命があるありがたみとでもリスクを冒してでも自分が満足する生き方。この感じを曲の中で表現したいと思いながら心込めて作りました!」とメッセージを寄せた。
「春に散る」は、8月25日より全国公開。AIのコメント全文は以下の通り。
映画感動しました!!!! 堪えても3回泣いてしまいました。
この一つの映画で色んな人生を見せてもらいました。そしてみなさん相当トレーニングをしただろうなというその感じが顔に出ててますますリアルで感動。
これから自分がどう生きていきたいか考えさせてくれる映画。素敵な映画に感謝です。
楽曲の制作過程はまだこの映画を見る前に曲を仕上げないといけないのでいただいた資料を見たり、内容を聞いて自分の想像の中でこんな気持ちかなと考えながら作りました。
命があるありがたみとでもリスクを冒してでも自分が満足する生き方。この感じを曲の中で表現したいと思いながら心込めて作りました!
(C)2023映画「春に散る」製作委員会
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