あの人気スナック激辛味の誕生秘話　男の情熱が旋風を巻き起こす「フレーミングホット！チートス物語」6月9日配信

本作の主人公リチャード・モンタニェスは、1950年代後半にメキシコ系アメリカ人の両親の下、米ロサンゼルス東部で育ち、10代半ばで学校を中退。高校卒業の資格を持たず、就職活動に苦戦しながらも、地元のフリトレー工場で清掃員の仕事に就いた。

そこで目の当たりにしたのは、スナック菓子の需要が減り、同僚たちが次々と解雇されていく過酷な現実。そんな状況を打破するアイデアについて考えこんでいると、自分の周りでは、“辛い味（Hot）”を好む人たちが多くいることに気付いた。学歴や差別など、さまざまな壁にぶつかりながら、激辛スナックという新機軸こそが工場を救うと信じ、家族や同僚に支えられながら、前に進み続けるリチャード。やがて、彼の“ホットな情熱”が、誰も想像しなかった一大ムーブメントを巻き起こすことになる。

監督を務めるのは、日本でも大ヒットした海外ドラマ「デスパレートな妻たち」で主人公のひとり、ガブリエルを演じたエバ・ロンゴリア。現在はプロデューサーとしても活躍する彼女が、長編監督デビューを飾った。撮影にあたっては、メキシコ系のスタッフを数多く起用し、リアリティをとことん追求。主人公のリチャード・モンタニェスを、「アンビュランス」などに出演したジェシー・ガルシアが演じている。

予告編は、リチャードの奮闘が、単なる新商品の開発に留まらず、ロールモデルとしてメキシコ系アメリカ人に希望を与える行動だったことが伝わる仕上がりに。スパイシーなメキシコ料理も数多く登場し、リチャードが「チートス Flamin'Hot 激辛チーズ味」をひらめくシーンは、見る者の味覚を刺激する。明るく軽快なユーモアのなかにも、感動のストーリーの一端が垣間見える。

ミケランジェロの絵画「アダムの創造」を連想させる構図のキービジュアルでは、リチャードが持つチートスに、いまにも触れようとする巨大な手、そしてあたり一面にチートスが広がる様子が描かれている。

「フレーミングホット！チートス物語」は6月9日から、ディズニープラスで独占配信開始。