木村昴、ラップ調の「アンダー・ザ・シー」を披露「新鮮さを出せたら」

美しい歌声を持ち、人間の世界に憧れている人魚アリエルは掟によって禁じられているにもかかわらず、人間の世界に近づき、嵐に遭った王子エリックを救う。人間の世界に飛び出したいと願うアリエルに向けて作られた「アンダー・ザ・シー」は、ディズニー・アニメーション映画のゴールデンコンビ、ハワード・アシュマン（作詞）アラン・メンケン（作曲）が製作。第62回アカデミー賞で歌曲賞を、第33回グラミー賞で最優秀楽曲賞を受賞した珠玉のナンバーだ。

劇中で同曲を歌うのは、アリエルの父である“海の王”トリトンの執事長であるカニのセバスチャン。声優以外にもラッパーや俳優など幅広く活躍する木村が演じたのは、真面目で責任感が強い為に自由奔放なアリエルに振り回されるセバスチャン。ラップ調の楽曲で高いスキルが求められる難しいナンバーを表現力たっぷりに披露している。

アニメーション版では歌わなかったアリエルもコーラスで参加し、吹き替え版でアリエル役を演じた豊原江理佳の声が陽気なカリブ音楽に華を添えている。木村は「自分なりに解釈して、よく知っている“アンダー・ザ・シー”ながらも、新鮮さを出せたらと意識して歌わせていただきました。聴いていただければ海の中の素晴らしさがみなさまにも伝わるかと思います！」とコメントをしている。

「リトル・マーメイド」は、6月9日から全国公開。