ニコラス・ケイジ、次回作はサーフィンを題材にした異色スリラー

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「ガンズ・アンド・キラーズ」でキャリア初の西部劇に挑戦したニコラス・ケイジが、アイルランド出身の新鋭ロルカン・フィネガン監督（「ビバリウム」）による新作映画「The Surfer（原題）」に主演することがわかった。米ハリウッド・レポーターが独占で報じている。

同作は、人生の大半をアメリカで過ごしたのち、オーストラリアの海辺にひっそりと佇む故郷の町に舞い戻ったケイジ扮する元サーファーを描く、一風変わった心理スリラー。彼はティーンエイジャーの息子と連れ立って少年時代を過ごした思い出のビーチを訪れるが、縄張りを主張する地元のサーファー集団にからまれた挙句にビーチから追い出されてしまう。ギャングさながらのサーファー集団から思い出のビーチを奪い返すべく、座り込みをはじめた彼だが、縄張り争いがエスカレートするに従って狂気の淵へと追い込まれていく。

英BBCの人気ドラマ「リッパー・ストリート」を手がけたトーマス・マーティンが脚本を執筆。ロバート・コノリー（「渇きと偽り」）とレオノラ・ダービー、ジェームズ・ハリス（「FALL フォール」）、マーク・レーン製作のもと、フィネガン監督がメガホンをとる。

「The Surfer（原題）」は、9月にオーストラリアで撮影開始を予定している。