「HiHi Jets」井上瑞稀、初主演映画公開に感慨「すべてをかけて挑みました」

本作は、中原アヤによる恋愛コミックを映画「胸が鳴るのは君のせい」などを手掛けた高橋洋人監督が、アイドルグループ「HiHi Jets」の井上瑞稀と人気モデルの久間田琳加をW主演に迎え実写映画化。4歳から隣同士だった幼なじみのハル（井上）と楓（久間田）が、大人になってから繰り広げる恋模様を描く。

この日、全国211館で封切られた本作で、映画初主演を飾った井上。「まさか自分が主演映画を務めることができるなんて、思ってもいませんでした」と笑顔を見せると「とても感慨深いです。しっかりしなければいけないと思いつつも、皆さんに助けられた現場でした」と共演者への感謝も忘れない。

井上演じるハルは、優しいが無邪気で恋には鈍感な“超残念系男子”。久間田扮する楓は世話を焼きすぎる“オカン系女子”という肩書がある。そんな登場人物にちなんで、登壇者たちはそれぞれ自分にキャッチコピーをつけることに。

井上は「僕は省エネ男子です」と語ると「基本休みの日にはベッドから出ないんです」とプライベートの姿を明かす。さらにアイドルとしても“省エネ”なようで、井上は「ダンスの振り付けを覚えるときも、基本的には体を動かさず目で見て首だけ動かして覚えるんです。その方が自分的には覚えやすい」と語っていた。

一方久間田は「私は肉食系女子です」とドキっとするような発言をするが、恋愛での話ではないようで「お肉を食べることが大好きの“肉食系”です。現場のお弁当も、お肉とお魚があれば、必ずお肉を選びますし、なにかあったときの自分へのお祝いも必ず焼肉なんです」とはにかみながら説明。

また、同じ質問に萩原は「なんか僕はダチョウっぽいらしくて、最近ダチョウと呼ばれることが多いので、超完璧ダチョウ男子かな」と発言すると、井上や久間田、浅川からは「何それ！」と総突っ込みを受ける。浅川は悩んだあげく「私は収集癖があるので、収集癖オタク女子かな」と自己分析していた。

約1年前の撮影からようやく迎えた初日。井上は「待ちに待った日。素直に嬉しい」と満面の笑みを浮かべると「僕にとって初主演映画。すべてをかけて挑ませてもらいました。多くの人に届いてほしいです」と胸の内を吐露していた。