「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」最新作、パリでプレミア開催 クリス・プラットお気に入りの楽曲は?
2023年4月24日 16:00
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズ第3弾「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3」のプレミアが現地時間4月22日、フランスのディズニーランド・パリで開催され、クリス・プラットをはじめ、ゾーイ・サルダナ、ジェームズ・ガン監督らが登壇した。
会場となった「マーベル・アベンジャーズ・キャンパス」エリアにはファンと多数のメディア約1000人が詰め掛け、キャストたちは声援と拍手で迎えられた。シリーズすべてを手掛けたガン監督は、最終章となる本作、そして自身に近いというキャラクター、ロケットについて熱い思いを語った。
「僕はこのキャラクターたちのことを何よりも愛しているから、それぞれのキャラクターにふさわしいエンディングを与えてあげたいと思った。ロケットが本作のストーリーの中心になるけど、彼は僕が一番自分に近いと感じるキャラクターでもあるんだ。僕はミズーリ州から出て来た、ユーモアによって本当の自分には他人を近づかせないような、怒りを心に抱えたパンクロック少年みたいなところがあった。年を重ねるにつれ、僕も少しずつ他人を自分の心に近づけてもいいのだということを知るようになった。他人を信じていいこともある、自分の心が弱くてもいいこともある、何かを怖いとか悲しいとか思っても良いこともある。それでもいいのだ、とね。ロケットがこの3本の映画の間に辿ってきた旅は、まさしくそういうものだったと思うよ」(ガン監督)
ピーター・クイル/スター・ロード役のプラットは「本作の冒頭において、ピーター・クイルは悲嘆にくれている。悲しみに浸り、意気消沈していて、お酒の飲み過ぎにもなっている。ガーディアンズ・オ ブ・ギャラクシーが彼に求めるものに十分にこたえられる状態ではなくなっていて、それが、彼らが攻撃に対して脆弱となってしまう理由になってしまう。 だから、彼は残りの物語の中で、それを埋め合わせようとして、友だちを助けるために力を尽くすという作品なんだ」とストーリーを紹介。 本作の音楽については 「僕が一番好きな曲は、ザ・フレーミング・リップスの『ドゥ・ユー・リアライズ??』かな。あれはすごくいいよ。それと、フローレンス・アンド・ザ・マシーンの曲も。レディオヘッドの『クリープ』も好きだな」とおすすめを紹介している。
そのほか、キャストたちは「他の大勢の人たちと一緒に座って、ポップコーンを食べながら、大きなスクリーンで体験を共にする、そんな映画」(カレン・ギラン/ネビュラ役)、「みんなで劇場に行って、物語を受け止めて、物語を語る、その役割の一端を担うんだ。家のソファに座って観ちゃだめだよ、劇場に行ってくれ!」(ビン・ディーゼル/グルート役)、「映画館に行きたくない人なんているのかなあ? DVDになるまで待つのも良いけれど、映画館に観に来てほしい。そっちの方が楽しい経験になるから」(プラット)と、劇場での鑑賞をお勧めしている。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3」は、5月3日に全国公開。
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