全米で失神者&嘔吐者続出のR18+ホラー「テリファー 終わらない惨劇」 マイルド&“ヤバすぎる”ハード版予告公開
2023年4月13日 17:00
内容の過激さゆえに全米で失神者&嘔吐者が続出し、映画の公式SNSが注意喚起したことでも話題となった「テリファー 終わらない惨劇」の予告編(2種類)とポスタービジュアル、場面写真がこのほど披露された。
本作は、全米で新たなホラーアイコンとして彗星のごとく現れた最凶ピエロ“アート・ザ・クラウン”がこれでもかと非道の限りを尽くす作品。メガホンをとったのは、アメリカの脚本家、監督、プロデューサーであり、敏腕の特殊メイクアップアーティストのダミアン・レオーネ。第1作「テリファー」から1年後のハロウィンを舞台にしている。
人々に忌まわしい記憶を植え付けたマイルズ・カウンティーの惨劇から1年後のハロウィン。ピエロの恰好をした連続殺人鬼、アート・ザ・クラウンがハロウィンに再び姿を現した。絶命したかにみえたクラウンは死体安置所で息を吹き返し、その残虐性と冷酷さを増してハロウィンの街へと繰り出した。標的となったのは、父親を亡くした姉シエナと弟ジョナサン。悪夢が再び彼らに襲い掛かる。クラウンが通った後に残るのは惨劇の記憶と被害者の亡骸だけ。一人、また一人と増えていく犠牲者。ハロウィンの喧騒をよそに迫りくるクラウンの魔の手から姉弟は逃れることができるのだろうか……。
本編はもちろんR18+指定の超過激版だ。予告編は、不意に目にしてしまう人を考慮し、マイルドに仕上げたバージョンが制作された。ところが、本作の宣伝チームは「……しかし、どこか物足りなさを感じて、こっそり○が○○○○○たカットや×××が××××するシーンをいれたくなってしまい、想定の約2倍の長さになったしまったハードバージョンもつくってしまいました」と打ち明けつつ、メディアへのリリースにこんな注意書きを添えている。
「特にハードバージョンの掲載・ご紹介につきましては一度映像をご確認の上各自の判断に委ねさせていただきますので、掲載も自己責任にてお願いできますと幸いです」
マイルド版予告編は、牧歌的なカントリーソング(歌詞はヤバすぎる)が流れる中、アート・ザ・クラウンが三輪車にのって登場。子どもたちの人気者かと思わせつつも、やはり違和感が漂っている。後半はアートの本性が垣間見え、多少の暴力を披露するが、そこまで過激なシーンはない。「なんだアート・ザ・クラウン、ヤバいって聞いていたけどそうでもないじゃん」という声が上がるかもしれないほどの“絶妙なマイルド具合”に仕上がっている。
しかし、ハードバージョンは割愛していた“ハードゴアシーン”がフレーム単位で入り込んでしまっている。「編集の段階でかなり調整したのですが、どうしても削ることができず、本作の味わいがより伝わるちょっとオトナな予告編に仕上がっています」とのことだが……視聴の際は、かなりの注意が必要だ。
「テリファー 終わらない惨劇」は、6月2日からTOHOシネマズ 六本木ヒルズほかにて公開。