中村倫也、結婚祝福の拍手に感謝 映画で宇宙人役「今回はノリ配分多め」
2023年4月11日 15:50

俳優の中村倫也が4月11日、主演映画「宇宙人のあいつ」完成披露上映会舞台挨拶に伊藤沙莉、日村勇紀(バナナマン)、柄本時生、飯塚健監督と共に出席。中村は3月25日に、日本テレビのアナウンサー水卜麻美との結婚を発表したが、会場から祝福の拍手が沸くと「ありがとうございます」と照れくさそうに挨拶していた。

本作は、「ヒノマルソウル 舞台裏の英雄たち」などのメガホンをとった飯塚監督が、23年間ものあいだ地球人の兄妹の一員として成りすましてきた宇宙人を主人公に物語を紡いだ完全オリジナル映画。中村は真田家4兄妹の次男・日出夫男を演じる。
舞台挨拶冒頭、司会者から中村に「ご結婚おめでとうございます」と声がかけられると、会場からは大きな拍手が。中村は、バラエティ番組「笑っていいとも!」でタモリが行っていた拍手を仕切る仕草を見せ、照れ隠しするが、「ありがとうごいざいます」と笑顔で挨拶。

登壇者たちも和やかな表情で中村を見つめるなど、壇上が温かい空気に包まれると、日村は「本当に最高のメンバーだった」と中村や伊藤、柄本に向かってしみじみと語る。普段芸人としてバラエティ番組などが主戦場の日村。映画の撮影は緊張するだろうなと思っていたというが、「こんなに仲良くなれるなんて。本当に最高でした」と共演者たちのおかげで伸び伸びと撮影に臨めたという。
そんな日村に中村は「10何年か前から、バナナマンさんのライブを観ていて、僕にとってはスーパー憧れの人」と日村へのリスペクトを見せると「設楽さんももちろんですが、いつかお芝居で共演したいと思っていたんです。日村さんは『大丈夫かな』と心配していましたが、僕は日村さんのプレイヤーとしての能力を知っていたので、全然余裕だと思っていました。映画を観終わったら、日村さんのすごさが分かると思います」と期待をあおっていた。

本作で中村が演じたのは宇宙人役。役作りについて「特に何もしていません。今回はノリ配分多めで」と語ると、劇中で見せる、ある“技”について、伊藤から伝授してもらったと明かす。中村は「無名時代から飯塚組にお世話になっている沙莉に考えてほしかった」と話を振ると、伊藤は中村に指南した変顔を披露。飯塚監督から「カットがかかるまで芝居を続ける」という教えを受けていたという伊藤だが、飯塚監督の「カット」の声の前に変顔をやめてしまったことに「どうしよう、心臓が止まりそうです」と発言し、会場を笑いに包んでいた。

昨年3~4月に撮影した映画がようやく観客にお披露目された。中村は「“何といえばいんでしょう”という映画です」と独特な表現をすると「人とのつながりや家族が描かれている物語。この(コロナ禍の)3年、人とのつながりについて考え直した方も多いと思う。観ているとジンワリと染みてくる映画になればと思って作りました」と作品に込めた思いを語っていた。
「宇宙人のあいつ」は5月19日から公開。
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