MAPPA制作「地獄楽」が見逃せない理由　「呪術廻戦」「チェンソーマン」の“次にくる”注目作【おすすめ今期アニメ】

(C)賀来ゆうじ／集英社・エイベックスピクチャーズ

舞台は江戸時代末期。死罪人となった元・石隠れ最強の忍・画眉丸（がびまる）は、極楽浄土と噂される島から「不老不死の仙薬」を持ち帰れば無罪放免になると告げられ、最愛の妻と再会するため、打ち首執行人・山田浅ェ門佐切（やまだあさえもん・さぎり）とともに島へ向かう。

島に上陸したのは、画眉丸と佐切、そして仙薬を狙う他の死罪人と、死罪人の監視兼処刑執行の役目を負う打ち首執行人たち。彼らがそこで目にしたのは、島に潜む未知の生物、人工的で不気味な石像、島を統べる仙人の存在……極楽浄土とはほど遠い島の真実に直面しながらも、死罪人たちは仙薬を見つけ出すために死闘を繰り広げる。

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原作は、「少年ジャンプ＋」に2018～21年に連載された作品。「少年ジャンプ＋」といえば、連載作品に「SPY×FAMILY」「怪獣8号」「タコピーの原罪」など近年の話題作が多く（「タコピーの原罪」は短期連載で完結）、「SPY×FAMILY」はアニメも大ヒットしています。ちなみに、同じくアニメのヒットが記憶に新しい「チェンソーマン」も、原作漫画の第2部は「少年ジャンプ＋」で連載中。「怪獣8号」は24年にアニメ化が決まっています。

つまり「ジャンプ漫画原作のアニメ」といえば、「週刊少年ジャンプ」本誌のみならず、「ジャンプ＋」も外せない！　そういった意味でもアニメ「地獄楽」が次なるヒットコンテンツとなるのか要注目です。

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「呪術廻戦」「チェンソーマン」「進撃の巨人 The Final Season」などヒット作を数多く手がけるMAPPAがアニメーション制作を担当するという点も、アニメファンが注目しているポイントのひとつ。原作者の賀来ゆうじさんも「今の今までアニメ化という現実に微かな疑いを持っていたのですが、MAPPA 様のハイクオリティな作画のお陰でようやく実感が湧きました」と太鼓判を押しています。

監督を務めるのは、「囀る鳥は羽ばたかない The clouds gather」の牧田佳織さん。シリーズ構成は金田一明さん、キャラクターデザインは久木晃嗣さんが担当します。

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オープニングテーマは、常田大希さん率いる「millennium parade」と椎名林檎さんがタッグを組んだ「millennium parade × 椎名林檎」による楽曲「Ｗ●ＲＫ」。2019年頃から「ユル～く一緒に曲を作りはじめていた」という2組ですが、公式にタッグを組むのはこれが初めて。常田さんが作曲を担当し、作詞は椎名さんと常田さんの2人で手がけています。

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2021年12月にアニメ化が決まると、翌年の22年11月には舞台化も発表され、アニメの放送に先がけて舞台が23年2月に上演されました。アニメと舞台が同時進行されたことからも、原作漫画の注目度の高さがうかがえます。

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画眉丸を演じるのは、「ディズニー ツイステッドワンダーランド」デュース・スペード役や、「憂国のモリアーティ」ルイス・ジェームズ・モリアーティ役などで知られる小林千晃さん。ちなみに今期アニメでは、「週刊少年ジャンプ」作品が原作の「マッシュル -MASHLE-」でも主演を務めています。そして、画眉丸の打ち首執行人である佐切役を務めるのは、「ゆるキャン△」各務原なでしこ役、「かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～」早坂愛役でおなじみの花守ゆみりさんです。

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