「ジョン・ウィック4」キアヌ・リーブスのセリフ、本編169分で単語数はたった380
2023年4月4日 11:00
全米大ヒット中の「ジョン・ウィック コンセクエンス」はシリーズ最長となる169分もの尺があるにも関わらず、キアヌ・リーブス演じる主人公が劇中で口にするセリフの単語数はわずか380語しかないという、驚きの事実が明らかになった。
大ヒットアクション映画シリーズ第4弾「ジョン・ウィック コンセクエンス」は、北米興収7350万ドルというオープニング記録を樹立している。観客のあいだでは、その多彩なアクションシーンのみならず、リーブスがほとんど話さないことが話題になっている。米ウォール・ストリート・ジャーナル紙によれば、セリフの単語数はたったの380で、そのうち3分の1が「Yeah(そうだ)」のような一語で占められているという。
ジョン・ウィックはもともと寡黙なキャラクターだが、今作でセリフが激減したのはリーブスの要望によるものだと、チャド・スタエルスキ監督は明かしている。「キアヌ・リーブスは、初期の台本にあった彼のキャラクターのセリフ、およそ半分を取り払いました」と語り、リーブスが身ぶりや表情で感情を表現することを優先したという。
同作でジョン・ウィックの最も長いセリフは、真田広之との共演場面で「友よ。おまえも俺も、はるか昔に良い人生を捨てている(You and I left a good life behind a long time ago, my friend)」というもの。なお、世界的な大ヒットを受け、配給のライオンズゲートは早くも「ジョン・ウィック5(仮題)」の製作を熱望しているという。