日本初の全席プレミアムシート!料金4500円から。坂本龍一音響監修の映画館が間もなくオープン
2023年3月17日 10:00

4月14日(金)に開業する超高層複合施設「東急歌舞伎町タワー」(高さ約225メートル。地上48階、地下5階、塔屋1階)の9階~10階に同日オープンする「109シネマズプレミアム新宿」(8スクリーン、752席)の座席・施設情報が3月15日に発表され、その一部が、マスコミに公開された。

同映画館は「映画に最も集中できる空間を提供する」ことを前提に、日本初の全席プレミアムシートを導入。通常約2000席設置できる広さの劇場内にあえて752席のみを設置し、一般的なシネコンの最大約2.3倍の大きさだという座席でゆったりと映画を楽しめる。
各スクリーンには、坂本龍一氏監修の下で設計された、より極限までリアルな音を追求した音響システム「SAION SR EDITION」を導入。また、坂本氏たっての願いで、35mmフィルム上映ができる映写機を8番スクリーンに設置している。なお、109シネマズとして初めてDolby Atmosを導入した。
さらに視覚的なノイズを極力排する黒を基調としたデザインと聴覚的にもノイズの反射を抑え、映画鑑賞に最適な音環境を実現する立体的で凹凸のある壁面デザインを採用し、これまでの常識を覆す“感性を開く映画館”として、非日常世界への没入体験の提供を目指す。

料金は、4500円の「CLASS A」(シネマポイント会員は4000円)と6500円の「CLASS S」(シネマポイント会員は6000円)の2タイプ。どちらもリクライニング機能とサイドテーブル、傘立て、荷物置きを完備しており、全シアターの中央列を占める「CLASS S」には電動リクライニング機能やUSB式充電装置付きサイドテーブルも完備されている。
なお、上記の料金は、塩・キャラメルの味ごとにトウモロコシの種類を変えたこだわりのポップコーンやソフトドリンクを提供する「WELCOME CONCESSION」の利用料を含んだ設定となっており、観客はチケットのQRコードを提示するだけで利用可能。映画が始まるまで、好きなだけ楽しめるようになっている。

また、豊富なジャパニーズウィスキーや季節によって変わるクラフトビール、素材にこだわったフードを提供する「THE BAR」も備えており、観客の鑑賞体験がより価値のあるものになることを目指すという。さらに「CLASS S」鑑賞者は、新宿の街を展望できるプレミアムラウンジ「OVERTURE」を利用でき、ドリンクなどを楽しみながら映画の余韻にひたれるようになっている。

一方、館内で唯一チケットを持っていないユーザーも利用できるスーベニアショップ「POST CREDIT」では、映画の公式グッズだけではなく、コラボ商品や限定商品、新宿・歌舞伎町のお土産商品など、多彩な商品を展開していくそうだ。
なお、映画館のオープンを記念して、坂本龍一氏が音楽制作を担当した映画やライブ映像を上映するイベント「Ryuichi Sakamoto Premium Collection」を4月14日~ 5月18日に開催することが合わせて発表された。上映作品は以下のとおり。
「トニー滝谷」(2005)
「天命の城」(2017)
「坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK: async」(2018)
「Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022 +」(2023)
※他、上映作品調整中とのこと。
かつての新宿を代表する映画館、新宿ミラノ座の跡地に生まれるプレミアムな映画館に注目が集まりそうだ。


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