「映画ネメシス」広瀬すずの華麗なバトルは要注目! 元K-1世界王者・魔裟斗「今までで一番手強い相手」
2023年3月9日 09:00

広瀬すず、櫻井翔が主演し、江口洋介が共演した人気ドラマを映画化する「映画ネメシス 黄金螺旋の謎」の新場面写真とメイキング写真を、映画.comが独占入手した。先日6日に実施されたジャパンプレミアイベントで初披露された本作。披露されたカットでは、見どころのひとつになっている圧倒的スケールの本格アクションにフォーカスを当てている。
2021年4月期に日本テレビ系で放送されたドラマ「ネメシス」は、天才的なひらめきで事件の真相を見破る探偵助手の美神アンナ(広瀬)、ポンコツだが人望に厚い自称“天才探偵”の風真尚希(櫻井)が、栗田一秋(江口)が所長を務める探偵事務所「ネメシス」に集まるさまざまな依頼に挑む物語。映画版の舞台は、ドラマの最終話から2年後。人気探偵事務所となった「ネメシス」だったが、突如依頼がピタリと止まり経営難になり、小さな事務所に移転する。やがてアンナは、仲間たちが死ぬ悪夢を毎晩見るようになる。
本作で描かれるカーアクションシーンは、CGを使わず、実際に公道を封鎖して撮影したという。昨今では実際の道路を全面封鎖することのハードルが高く、通常関東近郊で行うのは中々難しい。しかし、本作では舞台が横浜ということで“横浜感”を失わないロケーションでの撮影が敢行された。実際にプロによる圧巻のカースタントを体験した広瀬は、撮影をこのように振り返っている。
広瀬「海外映画のメイキングやテレビでしか見ることのない世界だったので凄い迫力がありました! あれをやるのは色々な事情も含めて結構気合いがいると思うんですよ。想像以上過ぎて改めてスケールの大きさを感じました」

江口は、当初カーアクションにもどこかしらCGを入れると思っていたようで、トラックがパトカーに正面から突っ込んでいくシーンの撮影を見て衝撃を受けたと明かす。
江口「ここまでノーブレーキで突っ込むというのは、最近中々無いですよね。今回は道路を全面封鎖したりして思いっきりやらせてもらいましたから、周りの見ていた人たちも驚いたでしょうね。それらの画に色んな手が加わってビックリするシーンの一つになっていると思います」

カーアクションもさることながら、役者陣の身体を張ったアクションシーンも要注目だ。日頃からキックボクシングで鍛えているという広瀬。アクションのレベルはドラマ時より格段にレベルアップし、キックボクサーとして数々のタイトルを獲得した元K-1世界王者・魔裟斗とのバトルシーンに真正面から挑んだ。

「魔裟斗さんは今まで本能的に動かれていたからこそ、アクションってすごい難しいと思うんです。距離感やリズムを本能としてではなく、技術として調節するのは真逆のことだから」と話す広瀬は、さらに「対面している時の緊張感たるやです」と告白。そんな広瀬と対峙した魔裟斗は「現役時代、いろんな相手と戦ってきましたが、今までで一番手強い相手だったと思っています。ある意味一番ドキドキした相手でした」と明かしている。

なお、ドラマでは“腰痛持ち”という設定でアクションをリタイアすることの多かった栗田(江口)が、アンナを守るためにパワーアップした漢気でバトルに参戦している。
「映画ネメシス 黄金螺旋の謎」は、ドラマの総監督を務めた入江悠(「22年目の告白 私が殺人犯です」「AI崩壊」)がメガホンをとり、新たに「アンフェア」シリーズの原作者であるミステリーの名手・秦建日子が脚本を担当した。3月31日から全国公開。
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