「エッフェル塔 創造者の愛」主演ロマン・デュリスは絶対的だった 監督のインタビュー映像公開
2023年3月7日 11:00

フランス、パリのシンボルであるエッフェル塔を作った天才建築家ギュスターブ・エッフェルの愛と挑戦を描く「エッフェル塔 創造者の愛」(公開中)から、マルタン・ブルブロン監督のインタビュー映像が披露された。

エッフェルは、アメリカの自由の女神をはじめ、世界中の数々の建築物を手掛けた設計士。本作はそんな彼が様々の困難のなか、パリのど真ん中に金属を100%使用した300メートルの超高層という、前人未踏の建築物・エッフェル塔へ挑戦する姿と描くとともに、その原動力には“愛する女性の存在があった”という点を、フランス映画らしく想像を広げて描く。
エッフェルを演じたのは、「キャメラを止めるな!」で主演を務めたロマン・デュリス。エッフェルと情熱的な恋愛に身を投じるアドリエンヌ役は、「セックス・エデュケーション」シリーズのエマ・マッキーが演じている。

ブルブロン監督は、新型コロナウイルス感染拡大後のヨーロッパ映画として最大規模の超大作「三銃士」の映画化2部作(第一部の”Les trois mousquetaires: D'Artagnan”は今年4月にフランスで公開予定)の監督に抜てきされている。
「本作には塔の誕生秘話に、壮大な恋物語が溶け込んでいる」と語るブルブロン監督は、エッフェル塔建築と本作の制作に重なる部分を感じていたという。2021年のフランス映画を代表する大作として公開された本作について、「パリの中心に巨大な塔を建てるのと同様に、この主題で映画を作るのも無謀な挑戦だったよ」と、苦労を明かしている。

キャスティングについて聞かれると、「ロマン・デュリスは絶対的だった」と断言。起用理由については、「いかにも現代的なたたずまいなのに、時代劇の衣装を着こなせる」ことだと語り、「それにロマンチックなんだ」と俳優としての魅力を熱く語っている。
あわせて、当時のパリの街並みを再現したグラフィック資料8点が披露された。
(C)2021 VVZ Production – Pathe Films – Constantin Film Produktion – M6 Films
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