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ベネチア映画祭2冠、アカデミー賞国際部門フランス代表 アリス・ディオップ監督「サントメール ある被告」7月14日公開

2023年2月28日 18:00

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2022年最高のフランス映画と評された
2022年最高のフランス映画と評された
(C)SRAB FILMS ARTE FRANCE CINEMA

2022年ベネチア映画祭で、銀獅子賞(審査員大賞)と新人監督賞をダブル受賞、本年度アカデミー賞国際長編映画部門のフランス代表にも選出された映画「Saint Omer(サントメール/原題)」が、「サントメール ある被告」の邦題で、7月14日から「Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下」(2023年6月オープン)を皮切りに公開される。

2022年最高のフランス映画との呼び声も高い本作は、フランス北部の町、サントメールで実際にあった裁判をベースにした物語。若き女性作家ラマは、ある裁判を傍聴する。被告は、生後15カ月の幼い娘を海辺に置き去りにし、殺害した罪に問われた若い女性ロランス。セネガルからフランスに留学し、完璧な美しいフランス語を話す彼女は、本当に我が子を殺したのか?

観客はラマの視点を通して、まるで裁判に投げ込まれたかのようにスリルに満ちた時間を経験する。被告本人の証言も娘の父親である男性の証言も、何が真実かわからない。弁護士、検事、裁判官……そして偶然ラマは被告の母親と知り合う。映画はサスペンスフルに展開し、ラストでは人間の根源的なテーマを感動的に浮かび上がらせる。

画像2(C)SRAB FILMS ARTE FRANCE CINEMA

監督は、「私たち」(2021)で2021年ベルリン国際映画祭エンカウンターズ部門最優秀作品賞を受賞するなど、ドキュメンタリー作家として国際的に高い評価を受けてきたセネガル系フランス人女性監督アリス・ディオップ。本作が初の長編劇映画となるが、卓越したドキュメンタリー的視点を交えながら描く手法が絶賛された。撮影監督は「燃ゆる女の肖像」でセザール賞はじめ数々の撮影賞に輝いたクレア・マトン。脚本に、フェミナ賞とゴンクール賞を受賞している作家、マリー・ンディアイが参加している。

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