「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」開催決定! ウェス映画に出てきそうな写真約300点を展示
2023年2月21日 16:00

ウェス・アンダーソン監督(「グランド・ブダペスト・ホテル」「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」)の映画の1シーンを切り取ったような世界観を持つ、約300点の写真を展示する「ウェス・アンダーソンすぎる風景展 あなたのまわりは旅のヒントにあふれている」が、4月5日~5月26日に開催されることがわかった。あわせて、展覧会のポスタービジュアルもお披露目された。

世界の実在する風景から、アンダーソン監督作に出てきそうな場所を撮影し投稿する、フォロワー数172万人(2月現在)を超える人気 Instagramコミュニティ「AWA」(@accidentallywesanderson)。この取り組みは2017 年にアメリカ・ブルックリンで、ワリーとアマンダ・コーバル夫妻が、旅行計画のバケットリスト(死ぬまでにしたい 100 のこと)を構想したことから始まった。

ふたりは「AWA」(Accidentally Wes Anderson)の名前が示している通り、旅先で遭遇した、アンダーソン監督作から抜け出してきたかのような場所を写真におさめ、Instagramにアップロード。ふたりは撮った写真に加え、「AWA」で“冒険者”と呼ばれるフォロワーから提供されたイメージを掲載し、交流を深めている。心が安らかになるシンメトリー。目を引く強烈な模様。そして色とりどりのポップなパステルカラー。そんな美しいビジュアルが、場所にまつわる物語とともに紹介されている。

世界中から集まった写真を展示した「AWA展」は、22年に韓国・ソウルで開催され、25万人を動員するなど好評を博した。そして日本でも4月5日から、「ウェス・アンダーソンすぎる風景展 あなたのまわりは旅のヒントにあふれている」のタイトルで展示がスタート。約300点の写真を、旅に関する10のキーワードで、それぞれの興味深いストーリーとともに紹介する。スイス・フルカ峠、イギリス・ロンドン、アメリカ・オハイオのクリープランド、キュラソー島・ウィレムスタットなど、世界各地の秘密の場所を訪れる人々の旅を疑似体験できるように構成されているという。

「AWA」の公式ブック「ウェス・アンダーソンの風景」でアンダーソン監督は、「ここに紹介された写真は、僕が出会ったこともない人々が(わずかな例外をのぞいて)僕が見たこともない場所や物を撮ったものだが――実際僕が撮りそうな写真だ。偶然に僕であるとはどういうことか、よく理解できた。どうもありがとう。じゃあ意図的に僕であるとは、どういう意味なのだろうか。きっと僕自身のことを指すのだろうが、いまだによくわからない。けれどそれは大したことじゃない。ほかにはない魅力的な風景を発見し、共有してくれたことに、心からの祝福と大きな感謝を伝えたい」と、コメントを寄せている。
「ウェス・アンダーソンすぎる風景展 あなたのまわりは旅のヒントにあふれている」は4月5日~5月26日、東京・天王洲の寺田倉庫 G1ビルで開催(※休館日なし)。開館時間は午前11時~午後7時で、毎週金曜・土曜は午前11時~午後8時(入館は、閉館の各30分前まで。会期中の4月30日~5月4日、5月22日~25日は午前11時~午後8時)。チケットなどの詳細は、公式サイト(https://www.awa2023.jp)で確認できる。
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