映画初出演のラッパー・Jin Doggに絶賛の声 「Sin Clock」狂気的な笑顔などの新場面写真
2023年2月18日 07:00
窪塚が18年ぶりに長編邦画単独主演を務めた本作は、どん底の人生を生きる高木シンジ(窪塚)をはじめとするタクシードライバーたちが、思いもよらぬ偶然の連鎖に導かれ、幻の絵画をめぐる一夜の人生逆転計画に挑むさまを描く。米ヒューストン国際映画祭短編部門のゴールド賞を受賞した「japing」、仏ニース国際映画祭の新人監督賞を獲得した長編第1作「唾と蜜」などで知られる新鋭・牧賢治が監督・オリジナル脚本を担い、商業映画デビューを果たした。
2月10日に公開初日を迎え、公開日時点では全国32館という小規模な公開でありながらも、週末3日間で累計動員5618人、興行収入約845万円を記録。Jin Doggや般若の出演、劇中曲を提供したAwichやJinmenusagiらの存在をきっかけに、本作の持つヒップホップ要素に惹かれた若い観客層も多く劇場に足を運んでいる。
Jin Doggが演じたのは、絵画強奪計画に深く関与する半グレの男・ヤス。圧倒的な存在感とギラつく色気に「別ベクトルの狂気」「もっと暴力映画に出て欲しい」「Jin Doggが優勝してた」など、絶賛の声が寄せられている。
場面写真は、運転席のシンジ(窪塚)に拳銃を突きつけるヤスの姿などをとらえている。手はどす黒い血に汚れ、大きく見開かれた目には焦りが滲み、物語の行く末が気になる一枚となっている。
映画初出演となったJin Doggは「初めてのお芝居で分からない事だらけで緊張が続く撮影でしたが、この作品を機に普通では経験できない様なとても貴重な体験が出来ました」と述懐。「監督、そして関わってくださったすべての方々に感謝です。この映画を楽しみにしてくださっている方々、ファンのみんな初演技で恥ずかしいと思うところは沢山ありますが是非劇場にヤスに会いに行ってやって下さい」とコメントしている。