「タイタニック」の「扉に2人乗れた」論争 ジェームズ・キャメロン監督が検証【ネタバレあり】
2023年2月7日 11:00
ジェームズ・キャメロン監督が、「タイタニック」の公開25周年記念番組において“最大の論争”の検証に挑んだ。
※本記事には「タイタニック」のネタバレに触れる箇所があります。作品未見の方は、十分にご注意ください。
その論争とは、ケイト・ウィンスレット演じるローズが命拾いした扉に、レオナルド・ディカプリオ演じるジャックも乗ることができたのではないか、というものだ。もし2人乗ることができれば、ジャックは命を落とさずに済んだことになる。
このたび、ナショナル・ジオグラフィックの特別番組「Titanic: 25 Years Later with James Cameron(原題)」において、キャメロン監督は科学者チームと2人のスタントマンを使って実験を実施。2人が一緒に乗った場合、「その重みで扉が深く沈み、2人とも極寒の海により多く浸ることになる」など、4つのシナリオとその影響を検証したという。
その結果、キャメロン監督は「ジャックは生きのびることができたかもしれないが、不確定要素がたくさんある」と結論づけている。
ただし、ジャックならローズと一緒の扉に乗ることは選択しないと、キャメロン監督は断言する。
「ローズをいかなるリスクにも晒さない、と考えたうえでの行動だ。それは、彼の性格に100%沿ったものだ」
この検証で論争はついに終わりを迎えるのだろうか?
「タイタニック」
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