土屋太鳳、監督作に有村架純起用の理由語る 高良健吾、玉木宏、中川大志、野村萬斎も短編製作「アクターズ・ショート・フィルム3」
2023年2月7日 21:05

予算・撮影日数など同条件で5人の俳優たちが25分以内のショートフィルムを製作するプロジェクトの第3弾「アクターズ・ショート・フィルム3」の完成報告会が2月7日に東京国際フォーラムで開催され、高良健吾、玉木宏、土屋太鳳、中川大志、野村萬斎が登壇した。
WOWOW開局30周年を記念して企画された、俳優たちが監督に挑戦するショート・フィルムプロジェクトの第3弾。土屋は、苦しい過去を抱えた人たちが、日々の暮らしのなか、大切な記憶を引き継いでいく「Prelude~プレリュード」という作品のメガホンをとった。自身が演じるバレリーナを目指したものの挫折してしまった女性・歩架の親友・桃子に有村架純を起用した。

土屋は「私が20歳のとき、架純ちゃんとメイクさんが一緒という縁で知り合いました。当時は忙しくてあまり寝る時間もないなか、架純ちゃんからお手紙をもらい、そこに『辛かったら無理しないでね』と連絡先を書いてくれていました。そこからつらいときに電話をしたりする関係性になって……」と有村との交流のきっかけを明かすと「今回の、歩架の心に寄り添ってくれる桃子という役柄に架純ちゃんがぴったりだと思ったんです。一緒に撮影を過ごした2日間は幸せでした」と笑顔を見せる。
また玉木が監督したプロボクサーを題材にした「COUNT 100」の主演を務めた林遣都の起用理由について、玉木は「2日間での撮影ということで準備期間もあまりなかった。そのなかで、ボクシングの体を一から作ってもらうのは無理なので、経験者がいいかなと思った」と前置きすると「(林の妻である)大島優子さんと話す機会があったとき、『(林が)いま(ボクシングを)やっているよ』と聞いて、ぜひと思ってお願いしたんです」と裏話を披露する。

各監督共に「楽しかった」と笑顔で語るなど充実した時間を過ごしたことが印象に残るイベントだったが、監督を務めたからこそ大変だったこともあったよう。メッセンジャーを主人公にした「CRANK-クランク-」のメガホンをとった高良が「自転車で道を走るシーンが多いのですが、道路交通法の関係で、意外とやれることが多くなくて表現が難しかった」と物理的な映画作りの難しさを明かす。
親友の結婚式のあと、終電から始発までの時間を描いた「いつまで」の監督を務めた中川は「今回同世代の方に出ていただいているのですが、キャスティング会議というものに参加して、いろいろ自分にも突き刺さるような言葉も出てきました。こうして自分も選ばれたり、選ばれなかったりしていたんだなと、聞いちゃいけない話を聞いたようだった」と苦笑いを浮かべていた。
2月11日にWOWOWで放送、WOWOWオンデマンドで配信される。
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