イ・ジョンウン主演「オマージュ」予告編&場面写真披露 失われたフィルムを探す旅を通して、女性たちの連帯を描く
2023年1月27日 11:00
「パラサイト 半地下の家族」の家政婦役で知られるイ・ジョンウンが単独初主演し、2022年アジア太平洋映画賞最優秀演技賞を受賞した「オマージュ」の予告編と場面写真が披露された。
ヒット作に恵まれず、新作を撮る目処が立たない映画監督の女性ジワンは、60年代に活動した女性監督ホン・ジェウォンが残した映画「女判事」の修復プロジェクトの仕事を引き受ける。作業を進めていくうちに、フィルムの一部が失われていることがわかり、ジワンはホン監督の家族や関係者を訪ねながら真相を探っていく。フィルムの修復作業を通してジワンは自分の人生と向き合い、新たな一歩を踏み出していく。
主人公ジワンを演じたのは、「パラサイト 半地下の家族」をはじめ数多くの作品で活躍する韓国を代表するバイプレイヤーのイ・ジョンウン。年齢を重ねて感じる心と体のゆらぎを、きめ細やかな芝居で表現した。夫役は、「逃げた女」「あなたの顔の前に」などホン・サンス監督作の常連としても知られるクォン・ヘヒョ。息子役はドラマ「愛の不時着」で注目を集めたタン・ジュンサンが演じた。
メガホンをとったのは、「マドンナ」「ガラスの庭園」のシン・スウォン監督。悩みながらも映画を撮ることを諦めないジワンに自身を投影させ、女性たちが時を超えて手をつなぎ、連帯していく物語に昇華させた。
予告編では、キャリアも母としても中途半端で息子からも「母さんの映画つまんない」と酷評されたジワンが、「女判事」の修復作業を引き受ける場面から始まる。検閲でカットされたシーンがあることに気付いたジワンは、失われたフィルムを探す旅に出る。その過程でジワンは、女性が映画業界で活躍することが今よりもずっと困難だった時代の真実を知る。あわせて披露された場面写真には、8ミリフィルムを発見したジワンと息子のボラムの姿などが切り取られている。
「オマージュ」は、3月10日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほかで全国順次公開。
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