刀剣男士が2012年の東京に舞い降りる! 「映画刀剣乱舞 黎明」予告&本ビジュアル披露
2023年1月26日 08:00
名だたる刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士”を率い、歴史を守るために戦う刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞 ONLINE」を原案とした実写映画第2弾「映画刀剣乱舞 黎明」の予告編(https://youtu.be/Q6WvXLfMOzc)と本ビジュアルがお披露目。さらに新キャストが発表され、主題歌はロックバンド「BLUE ENCOUNT」の「DESTINY」に決定し、公開初日(3月31日)からMX4D、4DX上映されることもわかった。
本能寺の変を描いた前作「映画刀剣乱舞 継承」(2019)は、興行収入9億5000万円のヒットを記録した。映画第2弾となる本作の舞台は、2012年の現代。三日月宗近役の鈴木拡樹、山姥切国広役の荒牧慶彦、へし切長谷部役の和田雅成、骨喰藤四郎役の定本楓馬らが続投する。舞台「刀剣乱舞」でも同役を演じる山姥切長義役の梅津瑞樹、堀川国広役の小西詠斗、一期一振役の本田礼生、小烏丸役の玉城裕規、髭切役の佐藤たかみち、膝丸役の山本涼介が新たに参戦。藤原道長役を柄本明、源頼光役を津田寛治、安倍晴明役を竹財輝之助が担う。
新たに出演が発表された秋田汐梨は、995年の大江山で行方が分からなくなった山姥切国広を追い求めて、2012年へとやってきた三日月宗近を手助けし、“仮の主”となった高校生・琴音を演じる。同じく“仮の主”役として、柳美稀、お笑いコンビ「ラバーガール」の飛永翼、前作でも審神者(さにわ)を演じた堀内正美が集結した。さらに、大江山で源頼光によって討伐され、その恨みから山姥切国広に呪いをかける酒呑童子役に、中山咲月が抜てきされた。
西暦995年、京都。藤原道長が栄華を極めた平安期の都。道長と安倍晴明の密談により、大江山に住む鬼・酒呑童子の討伐を命じられた源頼光たちは、見たこともない敵の軍勢に道を阻まれる。その正体は、歴史改変を目論む“歴史修正主義者”が放った“時間遡行軍”。だが、頼光の窮地を、歴史を守るべく戦う“刀剣男士”たちが救う。しかし、先に鬼の根城へと踏み込んだ山姥切国広は、酒呑童子の最期の呪いを受け、光とともに姿を消す。
時は変わり、西暦2012年、東京。下校途中だった琴音は、禍々しい影と戦う一振りの太刀を目撃し、不思議な声に導かれ、「三日月宗近」と口にする。一方、日本各都市では、市民が突如意識を失う事件が多発。この事態を解決すべく、時の政府から遣わされた山姥切長義が、内閣官房国家安全保障局に出現し、事態との関与が疑われる山姥切国広の確保を始めとする“特命任務”の開始を告げる。
予告編は、西暦2205年、道長たちが生きた995年、そして現代の2012年など、さまざまな時代を映す。渋谷のスクランブル交差点に、時間遡行軍が侵略してくる衝撃のカットに続き、戸惑いを隠せない刀剣男士たちが切り取られる。そして、互いの剣を交える三日月宗近と山姥切国広、さらに山姥切長義も加わる三つ巴の戦いが繰り広げられる。「歴史も友もすべて消えてしまう」という三日月宗近のセリフとともに、謎の黒い影に包まれ次々と倒れていく刀剣男士たちの姿もあり、物語の“謎”が怒涛の勢いで提示されていく。本ビジュアルには、夜明けの天空から舞い降りる刀剣男士10振りが活写されている。
映像を彩るのは、「BLUE ENCOUNT」が書き下ろした主題歌「DESTINY」。ボーカルとギターを担当する田邊駿一は、「登場する方々の迫力あるセリフ回しや鍔迫り合う刀の響き。私はこの時点でこの作品に恋をしました。全ての登場人物が自分の運命と戦っているその生き様に。まどろこしいことは何もありません。今回、この作品への楽曲を書けた原動力はその恋心だった気がします。男士(おとこ)の漢(おとこ)に敬意を込めて、私も負けぬように運命という名の旋律を紡ぎました」と、コメントを寄せた。
さらに、ムビチケ前売券(全て税込1500円)の詳細も明らかに。ムビチケ前売券は、「ティザーver.」(2月3日から劇場限定で発売)、「メインver.」(2月3日から劇場、プレイガイドなどで発売)、「キャラクター別ver.」(全10種、3月3日からアニメイト限定で発売。2月3日からアニメイト店頭、通販サイトで事前予約開始)の合計12種が発売される。そのほかセブンネットショッピング、TOHO animation Store、アニメイトでは、バンドルグッズ付きムビチケ(「メインver.」が付属)も発売。ムビチケと関連商品の詳細は、公式サイト(touken-the-movie.jp/)で確認できる。
「映画刀剣乱舞 黎明」は、23年3月31日から全国公開。主題歌に寄せた、耶雲哉治監督のコメントは、以下の通り。
「明日へと繋がる希望」を感じる曲に。これが、私から映画主題歌への唯一のリクエストでした。しかし、出来上がってきたのは私の要望を遥かに超えた美しく強くはかなく壮大な世界観の曲「DESTINY」。映画の物語をさらに深くするのはもちろん、楽曲それ自体にも深い物語を感じさせる。この素晴らしい主題歌に出会えた運命に本当に感謝です。きっと、これからも、いつまでも、千年先も愛され続けることでしょう。
フォトギャラリー
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ホワイトバード はじまりのワンダー NEW
いじめで退学になった少年。6年後、何をしてる――?【ラスト5分、確実に泣く“珠玉の感動作”】
提供:キノフィルムズ
映画料金が500円になるヤバい裏ワザ NEW
【12月“めちゃ観たい”映画が公開しすぎ問題】全部観たら破産確定→ヤバい安くなる裏ワザ伝授します
提供:KDDI
【推しの子】 The Final Act
【社会現象、進行中】鬼滅の刃、地面師たちに匹敵する“歴史的人気作”…今こそ目撃せよ。
提供:東映
モアナと伝説の海2
【「モアナの音楽が歴代No.1」の“私”が観たら…】最高を更新する“神曲”ぞろいで超刺さった!
提供:ディズニー
失神者続出の超過激ホラー
【どれくらいヤバいか観てみた】「ムリだよ(真顔)」「超楽しい(笑顔)」感想真っ二つだった話
提供:プルーク、エクストリームフィルム
食らってほしい、オススメの衝撃作
“犯罪が起きない町”だったのに…殺人事件が起きた…人間の闇が明らかになる、まさかの展開に驚愕必至
提供:hulu
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
文豪・田山花袋が明治40年に発表した代表作で、日本の私小説の出発点とも言われる「蒲団」を原案に描いた人間ドラマ。物語の舞台を明治から現代の令和に、主人公を小説家から脚本家に置き換えて映画化した。 仕事への情熱を失い、妻のまどかとの関係も冷え切っていた脚本家の竹中時雄は、彼の作品のファンで脚本家を目指しているという若い女性・横山芳美に弟子入りを懇願され、彼女と師弟関係を結ぶ。一緒に仕事をするうちに芳美に物書きとしてのセンスを認め、同時に彼女に対して恋愛感情を抱くようになる時雄。芳美とともにいることで自身も納得する文章が書けるようになり、公私ともに充実していくが、芳美の恋人が上京してくるという話を聞き、嫉妬心と焦燥感に駆られる。 監督は「テイクオーバーゾーン」の山嵜晋平、脚本は「戦争と一人の女」「花腐し」などで共同脚本を手がけた中野太。主人公の時雄役を斉藤陽一郎が務め、芳子役は「ベイビーわるきゅーれ」の秋谷百音、まどか役は片岡礼子がそれぞれ演じた。