なにわ男子・高橋恭平、人見知りながら共演者に積極的に声かけ「いい座長だな」
2023年1月25日 20:09

「なにわ男子」の高橋恭平と女優の畑芽育の共演で、「月刊デザート」(講談社)で連載中の亜南くじら氏による人気コミックを実写化した「なのに、千輝くんが甘すぎる。」の完成披露試写会が1月25日、丸の内ピカデリーで行われ、高橋、畑とともに、板垣李光人、莉子、曽田陵介、中島瑠菜、鈴木美羽、新城毅彦監督が登壇した。
人生初の告白に挑み失恋した高校2年生の真綾の前に、陸上部のエースであるイケメン男子・千輝(ちぎら)くんがやってきて、なぜか真綾に“片思いごっこ”を提案。それは周囲にバレないこと、本当に好きにならないことが条件だったが、それにも関わらず、自分にだけ甘すぎる千輝くんに真綾の気持ちは揺れ動く……。

ステージに立った高橋はやや緊張の面持ちで「今日はこちら(舞台あいさつ)があるということで、昨日は寝られませんでした。このしゃべっている感じで緊張しているのが分かっていただけると思いますが、今日は頑張っていけたら」とあいさつ。続く畑が「今日、無事に、ひと足先に、皆さんに完成した作品をお届けできるということで、この日を心待ちにしておりました。撮影が始まってから今の今まで夢見心地で。自分がこんな大きな作品のヒロインを任されたということがまだ信じられないような気持ちでいっぱいなんですけど、チーム一丸となって、全力で作りあげた作品なので、映画の公開に向けて盛り上げていけたら」としっかりした口調であいさつすると、高橋も「勉強になります」と感心した様子をみせた。
そんな緊張感あふれる高橋の姿を見た曽田は「さっき(高橋)恭平ちゃんから緊張してるんで助けてと言われて。いつもクールなところしか見たことがなかったので、今日は本当に緊張しているんだなと思って。かわいいですね」と笑顔で付け加えた。
本作の主人公・千輝を演じてみて、「一見クールに見られがちなところは、僕もそういうところがあるので共感したり、一緒だなと思うところもありました」と語る高橋は、「千輝は胸キュンなところをポンポンと入れていくキャラなので。胸キュンさせるという感覚より、ふいに胸キュンさせちゃいました、というところを意識して頑張りました。でも難しかったですね」としみじみ。そんな千輝の姿を目の当たりにしていた畑は、「予告にもあったシーンですけど、千輝くんが近寄って“片思いごっこ”というところは、高橋さんの美しいお顔が印象に残りましたね」と振り返ると、「僕はブレザーの制服だったんですけど、僕がブレザーを着ることで、最強オブ最強ですね」とおどけてみせた高橋だったが、すぐにわれに返って「ああ、恥ずかしい」と照れることしきりだった。

そんな高橋が印象に残った胸キュンシーンは、畑演じる真綾をお姫様抱っこするシーンだったという。「プライベートでは、遊びで(なにわ男子の)メンバーをお姫様抱っこすることはありました。例えば道枝駿佑とか、彼は身長が大きいですけどね」と意外な事実を明かして、会場を沸かせたが、一方の畑は「わたしもお姫様抱っこをされる機会もないんで緊張しました。高橋さんはだいぶてこずったと思います」と述懐。高橋は「そっと、大きな卵を落とさないようにといいますか。丁寧に、優しくお姫様抱っこをしました」と振り返ったが、新城監督は「恭平はすごくカッコいいなという感じなんですけど、その後はガツンといって。細いのに一発でいけるんだなと思ったくらいだから。なかなかイケメンですよ」と太鼓判を押しつつも、「本人もイケメンだと分かってると思いますよ」とちゃかしてみせると、高橋も「カッコいいと思いました。あれはカッコ良く撮っていただきました」と冗談めかしながら返した。

この日は和気あいあいとしていた登壇者たちだったが、板垣が「みんな人見知りなんですよ。(キャストは)人見知りだけそろえましたという感じでした」と明かすと、高橋も「途中くらいから打ち解けるようになって。ワイワイしゃべるようになりましたね」とその言葉を補足する。さらに曽田が「僕はキャストの皆さんの中で、一番撮影日数が少なかったと思うんですが、僕がひとりで休憩していたら、恭平ちゃんが『ねえねえ、何か好きなものありますか』と声をかけてくれて。それからゲームの話になって。ああ、距離の詰め方が座長だなと思って。僕は本当にかかわるシーンが少なかったんですけど、これを機に仲良くなることができて。本当にいい座長でした」と褒めたたえると、高橋は「今の振り方は良くないですね。いい座長と言われると緊張します」と笑いつつも、「とにかくみんなと仲良くなりたいなと思ったので。僕も人見知りなんですけど、今回の作品で頑張ったところでもあります」としみじみ振り返った。
「なのに、千輝くんが甘すぎる。」は、3月3日より全国公開。
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