ケイト・ウィンスレット「タイタニック」で味わったストレスは昔のこと? 「アバター」続編の現場で若手俳優をリード
2023年1月21日 11:00

公開直後から各国で旋風を巻き起こし、現在までに世界累計興行収入の歴代第6位に浮上しているジェームズ・キャメロン監督の「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」(公開中)。その舞台裏に迫ったドキュメンタリー「アバター ディープ・ダイブ」が、ディズニープラスで配信中だ。驚異の映像世界を探求し続ける歩みを捉えたメイキング映像はもちろん、キャスト陣への貴重なインタビューの数々が、作品をさらに“ディープ”に掘り下げるファン必見の内容になっている。
前作「アバター」から、ジェイク役のサム・ワーシントン、ネイティリを演じるゾーイ・サルダナが続投したほか、命を落としたグレイス博士役のシガニー・ウィーバーが、14歳の少女キリを演じるサプライズもあったキャスティング。加えて、映画ファンを驚かせ、注目を集めたのが、キャメロン監督作「タイタニック」で世界的スターになったケイト・ウィンスレットの出演だった。
写真:Photofest/アフロ
Photo:Everett Collection/アフロキャメロン監督は、「彼女がまた、私と仕事したいかわからなかった。『タイタニック』でのストレスを公言していたからね」と振り返る。一方のウィンスレットは、「大量の水が使われ、どのような挙動を示すか予測が難しかった」と、「タイタニック」での過酷な経験を回想しながら、「タンクは巨大だったけど、安全だった。信じられないほど穏やかだった。沈没船で7カ月過ごした、コルセット生活よりはマシだったわ」と、進化を遂げた「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」の設備で、思う存分演技に集中したようだ。
(C)2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.そんなウィンスレットが演じるのは、故郷を追われたジェイクたちが身を寄せる、海のメトカイナ族のシャーマンの家長・ロナル。コミュニティの精神的支柱でもあるロナルと同じく、ウィンスレット自身も「タイタニック」から25年の歳月を経て、培った経験を生かし、共演する若手俳優たちを率先してリードしたのだとか。その熱心な様子を見たキャメロン監督は、「自身でも監督をしたいのではと考えた。イエスともノーとも言える。ケイトは私の言うことをよく聞いて、ほかのみんなに指示を出した」と明かしている。
(C)2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.ウィンスレットが同じ監督と再タッグを組むのは、意外にもキャメロン監督が初めて。現在撮影中だという「アバター」第3弾にも出演する予定だ。「タイタニック」の撮影でストレスを味わったのは紛れもない事実だが、それを乗り越え、再び“水の世界”に身を投じた彼女が、巨大タンクでの訓練で6分50秒という潜水記録を樹立した瞬間も、「アバター ディープ・ダイブ」におさめられている。
「アバター ディープ・ダイブ」は、ディズニープラスで配信中。
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