いきものがかり、新体制後初の映画主題歌! 役所広司×菅田将暉×森七菜「銀河鉄道の父」新特報
2023年1月18日 06:00
役所広司が主演し、菅田将暉、森七菜と親子役で初共演する「銀河鉄道の父」の主題歌を、「いきものがかり」が担当することがわかった。あわせて、主題歌「STAR」が流れる新特報(https://youtu.be/EPsETe3xg9A)が披露された。
「八日目の蝉」「いのちの停車場」の成島出監督が、門井慶喜氏の同名小説(講談社文庫刊)を映画化。門井氏が大量の宮沢賢治資料のなかから父・政次郎について書かれた資料をかき集め、賢治の生涯を、父親の視線を通して活写した。同作は究極の親子愛を描いた傑作として、第158回直木賞を受賞した。
本作のために書き下ろされた「STAR」は、穏やかなメロディと吉岡聖恵の透き通るボーカルが、ぶつかり合いながらも支え合う宮沢家の大きな愛を感じさせる楽曲。2021年6月2日、同年夏をもって山下穂尊がグループを離れることを発表した「いきものがかり」。これによって、3人体制の「いきものがかり」は完結。今回の楽曲は、2人体制になってから初の映画主題歌となっている。
吉岡は「(映画を観て)賢治をまるごと包み込む父、政次郎の深い愛情を感じました。たくさんあたたかさを感じる作品で、拝見してたくさん涙しました。私としては出産が近づく中での歌唱だったので、この曲に親子の関係をおもいながら、あたたかな気持ちで歌わせて頂きました」とコメント。作詞・作曲を手掛けた水野良樹は「他人からみたら、大袈裟で、滑稽にみえるほど、相手を一生懸命に肯定するという瞬間が、人と人とのつながりのなかでは、ごくまれに生まれることがあると思います。誰かが誰かを肯定することを、優しく包み込めるような楽曲にできればいいなと思ってつくりました」と語っている。
特報は「宮沢賢治の父、政次郎でございます」というユーモアと人間味あふれる親バカな父・政次郎(役所)をはじめ、宮沢家の面々が次々と写し出される。やがて賢治(菅田)が家業を継ぐと信じて疑わない政次郎は「明日から家業の修行さ励め」と賢治に言うが、「イヤです」と反発され、面を食らってしまう。ここから父と息子の熾烈な戦いの日々が始まる。「農業大学への進学」「人造宝石で商売」「宗教の道」と我が道を進む賢治にときに困惑し、ときにぶつかってしまう政次郎。それでも賢治に対する愛はゆるぎない。映像後半では「お前は父でありすぎる」と爺に言われながらも、子どもたちの幸せを願い政次郎が涙する姿が映し出されている。
「銀河鉄道の父」は、5月5日から全国公開。「いきものがかり」の吉岡&水野のコメント全文は以下の通り。
映画『銀河鉄道の父』というこの作品がとてもあたたかみのある作品だと思いました。賢治の妹、トシへの深い愛情、そして、その中で新しい作品が生まれていくこと、それがとても印象的でした。そして、賢治をまるごと包み込む父、政次郎の深い愛情を感じました。たくさんあたたかさを感じる作品で、拝見してたくさん涙しました。私としては出産が近づく中での歌唱だったので、この曲に親子の関係をおもいながら、あたたかな気持ちで歌わせて頂きました。語るように歌いながら、一方であたたかく深い気持ちが爆発するような歌でもあると思います。心の中に熱いものを持ちながら歌いました。作中にある賢治の父、政次郎と賢治の関係に思いを馳せながら、自分にとってとても貴重なタイミングでこの歌を歌わせていただいた事がとても素晴らしい体験となりました。母になった今、出来上がったこの曲を、うんうん、としみじみ聞いてしまいます。自身の心境にリンクする曲にもなりました。
(映画を観て)やっぱり息子の顔が浮かんで、しょうがなかったですね笑。こんなことを言ったら怒られると思うのですが「俺も政次郎だよ!」と心のなかで叫びたいくらいで。そして、やはり各シーンでときに静かに、ときに激しく、生と死のあわいに身を寄せる相手に、言葉を送ろうとする登場人物たちがとても愛おしかったし、心打たれました。他人からみたら、大袈裟で、滑稽にみえるほど、相手を一生懸命に肯定するという瞬間が、人と人とのつながりのなかでは、ごくまれに生まれることがあると思います。誰かが誰かを肯定することを、優しく包み込めるような楽曲にできればいいなと思ってつくりました。いきものがかりというグループにとっても、このタイミングで親と子を描く作品に関わらせていただけることに、勝手ながら、なにか運命めいたものを感じました。
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