ミステリー・ピクチャーズ・ジャパン始動! SABU監督「アンダー・ユア・ベッド」製作中
2023年1月17日 09:00

濱口竜介監督「ドライブ・マイ・カー」(2021)、三池崇史監督の配信ドラマ「コネクト」(2022/ディズニープラス・コリア)の韓国側のプロデューサーを務めたイ・ウンギョン氏が代表を務める企画・製作会社「ミステリー・ピクチャーズ・コリア」の日本法人、「ミステリー・ピクチャーズ・ジャパン」が昨年9月に設立され、このほど本格始動した。
ミステリー・ピクチャーズ・コリアは、ミステリー、ホラー、スリラー、アクション、SFなどのジャンルの劇場映画、配信サービス向けの映画・ドラマの製作を目的に、2021年11月に設立された。ミステリー・ピクチャーズ・ジャパンは、コリアの100%出資によって設立され、企画の方向性はコリアと同様であるが、特に日本の人材とIP(小説、漫画、映画、ノンフィクションなど)を活用して、韓国の資金を中心に、両国だけでなく世界にコンテンツを発信することを目的としている。また、日本のクリエイターと韓国のIP(WEBTOON、映画、ドラマなど)、韓国映画産業とも融合させて、新たな解釈で映像を製作、発信していくことを目指す。日本からは掛尾良夫氏が取締役プロデューサーとして参画している。

イ・ウンギョン氏は、1990年代後半から日本映画界と仕事をするようになり、2005年から3年間、角川映画(現KADOKAWA)の国際部にも所属していた。帰国後は、両国の共同製作プロデュースを手掛けてきた。主な作品には、白石晃士監督「ある優しき殺人者の記録」(2014)、「お料理帖 息子に遺す記憶のレシピ」(18)、中山美穂とキム・ジェウク主演の「蝶の眠り」(18)などがある。ウンギョン氏は「ミステリー・ピクチャーズ・ジャパンが、世界中のエンタテインメント・ファンに受け入れられる作品製作のために、日韓のクリエイターがアイデアを出し合っていく場になればと願っています。そして、ここまで私を育ててくれた日本の映画業界に貢献、恩返しができればと思います」と述べている。
SABU監督で大石圭氏の原作を映画化する「アンダー・ユア・ベッド」が、昨年12月に韓国でクランクインし、現在製作中。このほか、高野和明原作「6時間後に君は死ぬ」、澤村伊智原作のオカルト・スリラー「ぼぎわんが、来る」、トマス・H.クック原作の心理サスペンス「闇に問いかける男」、韓国の大ヒットWEBTOONが原作の時代劇アクション「殺生簿」などの映画化権を取得し、日本の監督を前提に企画が進められている。
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