お料理帖 息子に遺す記憶のレシピ
劇場公開日:2019年9月13日
解説
認知症になった母親が残した一冊の料理帖を通し、心身をいたわる家庭料理の数々と、母親の家族への思いや愛情を描いた韓国製ヒューマンドラマ。女手ひとつで惣菜屋を営みながら、子どもを育ててきたエラン。しかし、息子のギュヒョンは万年非常勤講師で生活能力に乏しく、妻に頼りきりで、エランが孫の面倒を見ることも多かった。そんな息子の姿に自分勝手だった夫の影を見るようで、つい小言をもらしてしまうエラン。それでも家族のために日々料理を続けていたある日、認知症の症状が表れはじめる。やがて息子のギュヒョンは母を介護施設に預けることを決め、家の中を片付けていると、一冊のノートを見つける。そこにはエランが息子や孫に宛てた自家製レシピと、家族への思いがつづられていた。エラン役は「新感染 ファイナル・エクスプレス」などにも出演している、キャリア50年以上のベテラン女優イ・ヒュシル。監督は「犬どろぼう完全計画」のキム・ソンホ。
2018年製作/104分/韓国
原題:Notebook from My Mother
配給:アーク・フィルムズ、シネマスコーレ
スタッフ・キャスト
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2020年9月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
二本立て二本目。やられた、泣きました。
頑固そうで、でも優しさの滲み出たイ・ジュシルの演技。息子役のイ・ジョンヒョクも良かった。鬼嫁、娘、みな良し、とりわけ友人役、そして料理がいい働きをしてました。
認知症の話。今、うちの母もそうなので刺さりました。物を盗られたとか、そう、その症状っていうのが多数。
そうして襲いくる辛過ぎる疑問。そして息子の勇気ある決断。私にはできなかった…どうすれば良かったんだろう…いろいろ考えてしまいました。
エンディングが近づくほどスクリーンに釘付け。これからの時代、認知症、どんどん増えていくのではないでしょうか。そういう意味でも必見です。
鼻がズルズルになり恥ずかしかった。パンフレットを買おうかと迷った作品は久しぶりでした。結局買わなかったけど(笑)
2020年1月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
2020年1月7日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
すごいとしか言えないです!
自分の家族が大好きな人にピッタリです。
とくに母と子が一緒にみたらきっと楽しめるはずです。
若い女の立場からみればなかなか理解しにくいところもありますけれど(笑)
年寄りの男だったらぜひおすすめですよ。
今回の母の日、全国の息子たち集合!という感じです!
2020年1月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
一見すごく平凡なありふれたストーリーのように思われがちですが、<折り梅>のように何回見ても飽きない魅力がこの映画にはある。むしろ見る度に新しい発見というか残るものが一つ一つ増えていく気がした。おそらく自分も50代に入ってもう80代に入った母に対する思いが以前とは違うからだろう。私にもそのうち母のために私の1年位を快く使える時期が来ることを祈りたい~~