「ワインスタインに性的暴行を受けました」実際に被害に遭った4人の証言映像公開 映画「SHE SAID シー・セッド その名を暴け」
2023年1月8日 08:00

映画プロデューサー、ハーベイ・ワインスタインによる性的暴行事件を告発した米ニューヨーク・タイムズ紙の記者たちの実話に基づく「SHE SAID シー・セッド その名を暴け」。ワインスタインからの暴行を受け、強い覚悟を持って事実を語った女性4人と、本事件を明るみにした実際の記者のコメント映像が公開された。
本作の題材は、2017年にニューヨーク・タイムズ紙に掲載され、後の#MeToo運動を加速させたハーベイ・ワインスタイン事件。さまざまな名作を手がけ、ハリウッドで“神”と呼ばれた映画プロデューサーの数十年に及ぶ性的暴行事件を告発した記事は、18年にジャーナリズムの権威であるピューリッツァー賞を受賞した。
映画では、キャリー・マリガンとゾーイ・カザンが、事件の真相を追うニューヨーク・タイムズ調査報道の記者ジョディ・カンターとミーガン・トゥーイーを演じる。監督はマリア・シュラーダー(「アンオーソドックス」)、ブラッド・ピットが製作総指揮、製作はプランBとアンナプルナ。
このほど公開された映像では、実際に被害に遭ったキャサリン・ケンドール、ロウィーナ・チウ、サラ・アン・マッセ、ローラ・マッデンによるそれぞれの告白から始まる。4人の女性がまっすぐにカメラを見据え、「24年前です」「30年前よ」「もうすぐ15年」「30年前、ワインスタインによる性的暴行を受けました」と語り始める。時折笑顔を見せながらも、被害当時を「昨日のことのように思い出す日もある」と伏し目がちに語る姿から、この証言に至るまでの苦悩がうかがえる。
映画の中でも重要人物として描かれ、最初の記事で実名で証言をしたローラ・マッデンについて、原作者のミーガン・トゥーイーは「彼女の証言は歴史に残る快挙」とその勇気を賞賛する。また、もう一人の原作者であるジョディ・カンターは「女性たちの発言が力となり、世界中に影響を及ぼすことができた」とその功績について語り、さらに世界が大きく動いたことを物語る実際のデモの様子も映し出される。
性的被害にあった女性が自身の体験について証言をすることが、彼女たちの人生において大きなリスクを伴うことは想像に難くない。これまでの歴史でも、権力をもつ男性による不正行為を訴えた女性は、時折不名誉なレッテルを貼られ、被害者であるにも関わらず大変な苦労を強いられるケースが多くあった。その為に、心身に大きな被害を受けたにもかかわらず、口を閉ざしてしまう女性は少なくない。そんな中、リスクを覚悟してこれ以上の被害を防ぐ為に立ち上がった勇気ある4人がコメントする表情には、想像を絶する覚悟がにじんでいる。なお、ワインスタインには2022年12月19日、2度目の有罪判決が下された。
「SHE SAID シー・セッド その名を暴け」は、1月13日全国公開。
(C)Universal Studios. All Rights Reserved.
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