AFI賞映画&テレビドラマのトップ10発表 配信サービスの映画が不振
2023年1月6日 17:00

アメリカ映画協会(AFI)が、毎年恒例のAFI賞受賞作として、2022年の映画とテレビドラマそれぞれ10作品を発表した。映画部門では、今年はメジャースタジオの作品が独占し、配信プラットフォームの作品は軒並み落選となった。
AFI賞の受賞作はアカデミー賞作品賞にノミネートされることが多いため、オスカーの前しょう戦としても注目が集まる。昨年のアカデミー作品賞受賞作であるAppleの「コーダ あいのうた」も昨年のAFI賞を受賞していた。
米Deadlineによれば、ジョーダン・ピール監督の「NOPE ノープ」以外はおおむね批評家の予想通りとのこと。スタジオ別では、ユニバーサル・ピクチャーズが同作の他、「SHE SAID シー・セッド その名を暴け」「フェイブルマンズ」、傘下のフォーカス・フィーチャーズ製作の「ター(原題)」の4作品で受賞を果たした。
一方、テレビドラマ部門では、FX、Apple TV+、HBOがそれぞれ2作品、ABC、AMC、Netflix、HBO Maxはそれぞれ1作品と各局が健闘。AFI賞では毎年は新作ドラマが多く選出される傾向にあるが、今年は例年ほど多くなく、「一流シェフのファミリーレストラン」「Mo モー」「Pachinko パチンコ」「セヴェランス」「サムバディ・サムウェア」の5本にとどまった。
授賞式は2023年1月13日(現地時間)、米ビバリーヒルズのフォーシーズンズホテル・ロサンゼルスで開催される。
「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」(ディズニー)
「エルヴィス」(ワーナー・ブラザース)
「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」(A24)
「フェイブルマンズ」(ユニバーサル・ピクチャーズ)
「NOPE ノープ」(ユニバーサル・ピクチャーズ)
「SHE SAID シー・セッド その名を暴け」(ユニバーサル・ピクチャーズ)
「ター(原題)」(フォーカス・フィーチャーズ)
「トップガン マーヴェリック」(パラマント・ピクチャーズ)
「The Woman King」(トライスター・ピクチャーズ)
「Women Talking(原題)」(ヒア/セイ・プロダクションズ)
「アボット エレメンタリー」(ABC)
「一流シェフのファミリーレストラン」(FX)
「ベター・コール・ソウル」(AMC)
「Hacks(原題)」(HBO Max)
「Mo モー」(Netflix)
「Pachinko パチンコ」(Apple TV+)
「Reservation Dogs(原題)」(FX)
「セヴェランス」(Apple TV+)
「サムバディ・サムウェア」(HBO)
「ホワイト・ロータス 諸事情だらけのリゾートホテル」(HBO)
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