「ウィロー」34年ぶりの続編製作を実現に導いた、ジョージ・ルーカスの言葉とは?
2022年12月14日 13:00

伝説のファンタジー映画の34年ぶりの続編となる新ドラマ「ウィロー」(ディズニープラスで配信中、毎週水曜日に最新話配信)。ドラマ版の脚本とプロデューサーを務めたジョナサン・カスダンが、映画版の原案と製作総指揮を担ったジョージ・ルーカスのある言葉に背中を押され、続編製作にとりかかったことを明かした。
見習い魔法使いのウィローと仲間たちが、邪悪な魔女から世界を救う映画「ウィロー(1988)」。勇者たちが剣と魔法を駆使するファンタジックな世界を、当時の最先端視覚効果で描き切った同作は、以降のファンタジー作品に大きな影響を与える伝説の作品となった。34年の時を経て、ディズニープラス「スター」のオリジナルシリーズとして製作された「ウィロー」では、前作から20年後を舞台に、かつてウィローたちに追放されたはずの闇の勢力が再び王国に迫り、ウィローと新たな冒険者たちの神秘に満ち溢れた旅が始まる。ワーウィック・デイビスが、ウィロー役で続投している。

カスダンは、続編のアイデアをルーカスに伝えた際、「君のアイデアに完全に同意するよ。実は僕も本当に長い間『ウィロー』の続編を作りたいと考えてきたんだ。このプロジェクトを一番に応援するよ」と、力強い言葉をかけられたそう。
カスダンは「僕の子ども時代の神様であるジョージが続編を作りたがっていたという事実や、僕の話を聞きながらジョージが見せる少年のような純粋な興奮が、『僕はこのプロジェクトをやっていいんだ』と信じさせてくれたんだ」といい、幼少期から長年、憧れと尊敬を寄せていたルーカス直々の応援が、続編の実現につながったと語った。さらにカスダンは以前、映画版のロン・ハワード監督とデイビスを、「ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー」の撮影現場で説得したことが、続編製作の第一歩となったことも明かしていた。
ドラマ版は、壮大な冒険とウィットに富んだユーモアが融合し、映画版のトーンや世界観を引き継ぎながらも、最新のVFXで表現される圧巻の映像美と謎解き要素が満載の現代的な作品に仕上がっている。かつては頼りない見習い魔法使いだったウィローが、偉大な魔法使い“大導師”として、勇敢で勝気なプリンセス・キット、女性剣士ジェイド、腕っぷしの強い囚人ボーマン、気弱な王子グレイドン、キッチンメイドのダヴら若き冒険者たちを率いて、闇の勢力に立ち向かう。「ウィロー」らしさ全開のユーモラスな会話とともに、個性豊かだが、ばらばらな冒険者たちが旅を通して、それぞれの悩みや葛藤と向き合い関係を深めていく過程にも注目だ。
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